ロレッタブログ

隣のイタリアン - 2006.11.14

今回の大阪滞在では、もう何年もの間お手入れさせていただいているお客様が、「じゃあ今日これからランチを一緒に」とお誘いくださって、お手入れの後にサロン隣の真っ白な壁のイタリアンレストラン‘museo della farina‘に行ってきました。
いつも深夜まで賑わっているこのレストラン。
ポンテベッキオで修行したシェフが開いたらしいのです。
外から見える窓辺には、いつも生ハム(豚の腿肉そのもの)がぶらさがっています。
店内は、レストランというよりは、いまどきのカフェのような感じ。でも、メニューは結構マニアックだったり。
ランチには、生ハムとフルーツの前菜(ぶどう、オレンジ、いちじく、などなど)、トマトと魚介のパスタ、ジノリの業務用の大きめカップにたっぷり淹れたコーヒー&ジェラートに、濃いカラメルにスプーンを入れると、底からごろごろ刻んだ栗が出てくるなめらかな栗のプリン。
ガツンと甘くて、「ブラックを合わせてよかったですねー」「これ食べてる間は砂糖いらんわー」とお話しながら頂きました。
とっても貴重なひと時を美味しい食事とともにご一緒出来て、とても嬉しかったです。
カウンターで頂いたので、ちょうど厨房で切り分けていたチーズケーキ(オレンジのスライスがのっていて、底はパイ生地)が見えて、「次回はあれを食べよう」と思ったり。
http://www.museodellafarina.jp/
そういえば、この大阪でお借りしているマンションのオーナーとも夜おそくに近くのイタリアン‘maze‘も訪れたのですが、そのシェフもポンテベッキオ出身だそう。
しかし厨房では「明日のランチのカレー」が煮込まれていました。イタリアンだけじゃなくて、いろいろ出てくるみたいです。
そのときは、カウンターでシャンディガフを頂きながらおまかせで頂きました。
新鮮なお肉料理やおいしいパスタと、お酒がいっぱいありました。
カウンターとテーブル2つの、出来て間もない小さいお店ですが、とても居心地が良い。
偶然にも、オーナー、シェフ、私の3人は手に職の同い年なのでした。
`maze`
大阪市西区新町2-19-20 大阪屋西長堀ビル2F
大阪から戻るとしばらく関西弁が混じるのですが、今回は長めに滞在していたので一週間経った今でも抜けにくいです。アクセントとか、語尾とか。「どないやねん」とかは言いませんが、さすがに。でも、丸の内線を御堂筋線と言いそうになります。
そういえば、東京の帝国ホテルのゲランで店長をしている後輩も、神戸から東京に転勤する際に「‘絶対関西弁しゃべるな‘ってめっちゃ専務とかに言われてーん」って言ってましたねー。
そんな店長も面白くて大いにいいと思うんですが。