ロレッタブログ

ファンタジーとモノクロ写真 - 2006.11.15

しばらく更新があいたかと思えば、いきなり連日の更新です。
月曜日に、教壇に立つ横浜の学校のガーデニング科が運営するフラワーショップにて、‘ファンタジー‘という名のバラを買いました。
ちょっと元気がないかな?と見えたアイビーも、水揚げすると、生き生きとよみがえりました。
これが火曜日の朝。

これが水曜日の朝。

たった一日でずいぶんと開いて、雰囲気がまた変わって、きれい。
真ん中にみえるモノクロの写真は、夏と同じくMarilyn Monroe。
NYで撮影された1955年の名作‘7年目の浮気‘を撮影中の一コマから。
あたたかみのあるこの写真も、サム・ショーの作品です。
この最高にチャーミングなコメディエンヌはモノクロこそが一番映える、ということをビリーワイルダー監督もよく判っていたんでしょうね。
同じくビリー・ワイルダーによる、コメディ映画歴代1位に選ばれ続ける1959年の‘お熱いのがお好き‘で、私は彼女に衝撃的な一目ぼれをしました。
ジャック・レモンとトニー・カーティスの掛け合いもとにかく最高。ステレオタイプなイメージにとらわれず、ぜひ見て欲しい一本。
画面に現れるだけでシーンが華やぎ、儚げで、可憐で、ユーモラスで、そしてどこか淋しげな彼女の魅力から目が離せませんから。
彼女自身は、決してこの作品の撮影中に幸福な生活を送っていたわけではないことを知ると、そのコメディエンヌとしての才能に、改めて脱帽します。