ロレッタブログ

不思議なニゲラとタルトタタン - 2007.04.11

春になって、白いブーケも寒そうに見えなくなってきました。
昨日いただいたのは、‘ニゲラ‘という、見れば見るほど不思議な花。
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花びらのように見えるのはガクで、花びら自体は退化していて中央にもやもやみえる線上のものらしいです。
そして、糸のようにとりかこむものが葉らしきもの?
咲き終わったあとには、大きな果実ができるそう。中の種は砕いて胡椒の代わりにするらしいです。へー。
とても細くてか弱げに見えますが、実はとても強い野の草花。
ちなみに‘ニゲラ‘はラテン語の‘黒い‘の意味で、種が黒いことに由来しているそう。
英名は‘Love in a mist(霧にひそむ恋)‘ですか。
‘ダスティーミラー‘、和名‘しろたえ菊‘とよばれるシルバーホワイトの葉とあわせたら、ふわーっと野に咲く感じになったかな?
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夜はタルトタタン作り。
紅玉をカラメルでぐつぐつ煮るまでは良かったのですが、暖房のおかげでタルトの生地がべろべろとのべ棒にくっついてきて、断念。
パイシートで代用したら、出来上がったのはただのアップルパイでした。
「こんなのを作りたかったんじゃないのに・・・」と夜中にがっくりうなだれてしまった。
京都には80歳のおばあさんが毎日2ホールだけ焼くという、絶品のタルトタタンのお店があるそうです。
どなたかのブログに、とーってもおいしそうな、そしてお店のあったかい雰囲気がつたわってくる写真と記事がありました。
みなさまの京都旅行のご参考までに。
http://blog.kansai.com/maeri/238