ロレッタブログ

ワオキツネザル - 2007.05.12

先日‘ベストパートナーズ‘で出会った、なぞの白と黒の縞々のしっぽを持った動物。
いったいあれはなんという動物なのか?
お店の人が店頭にいたので、改めてたずねてみました。
はい、この子です。

質問「すみません。あの奥のほうにいる、白と黒の縞々のって、なんていう動物ですか?」
店員「白と黒の、あの手が人間みたいなのですか?」
「そうそう。あの指が長い。尻尾が縞々の。」
「あー、あれは、ワオキツネザル。」
「ワオキツネザル?ちなみに、いくらくらいするんですか?」
「さー・・・でもこないだ店長が言ってたのには、500とかって。」
「500!!」
「そう。500。」
普通のサルとは何が違うのかな?とても気になったので、ちょっと調べてみました。↓
「英名 Ring-tailed Lemur
学名 Lemur catta
分類 霊長目 キツネザル科
分布 マダガスカル島
体重 2.3~3.5kg
体長 39~46cm
ワオキツネザルは、生息地であるマダガスカルの国を象徴するナショナル・アニマル(国獣)とされ、親しまれている動物です。
IUCN(国際自然保護連合)のレッドリストでは「絶滅の危険が増大している種」とされ、「絶滅危惧II類」に分類されています。
サルたちは、ワオキツネザルを含めて原猿類と呼ばれる原始的な霊長類ですが、なかでもキツネザルの仲間が代表的です。
いわゆるサルのイメージとは異なり鼻面は長く名前の通りキツネのような顔をしています。
体長よりも長い尾には白地に黒の輪状の模様がありますが、この尾は仲間同士の視覚的コミュニケーションに用いられています。
ワオキツネザルは昼行性で、夜は樹上で数頭でかたまって眠ります。上手に木に登りますが、地上に降りることも多く、地上を疾走している姿がしばしば見られます。
果実や木の葉を主に食べるほか、ときに昆虫なども捕らえます。
和名は「キツネ」ですが、学名は「ネコ」の意であり、実際鳴き声も「ミャー」というもので、ネコに似ているそうです。
キツネザルの仲間のなかではポピュラーな種で、国内の多くの動物園で飼育されています。
白黒しま模様の長い尾が特徴的で、その名前の由来にもなっています。あえて漢字で表記してみれば「輪尾(=ワオ)キツネザル」となります。 」
ワオキツネザルのワオは、「WOW!」ではなく「輪尾」!!びっくりです!!
そして鳴き声が「ミャー」って。なんだかかわいいじゃないですか。
次は鳴くまで待ってみようかな。