ロレッタブログ

ちょっと調べてみました。 - 2007.07.26

久々にカラダスキャンにのったので、「では一流のスポーツ選手の体脂肪率とは?」をちょっと調べてみました。
もちろん、一日の中でも測る時間帯、体調、などなどに左右されるので、数%の違いは日々あるかと思いますが、こんな感じらしいです。↓

・サッカー選手
藤田俊哉 3%
中田英寿 4%
中山雅史 6%
伊のプリマベーラ選手陣 4―7%
ブラジルの選手陣 5~7%
室伏選手 3%
有森裕子 8%(メダルをとった頃)
高橋尚子 17%
野手の平均 11-13%
投手の平均 13-15%
ボディビルダー(コンテスト直前) 限りなく0%に近いそうですが、薬物無しで可能なのかどうか??

・番外編
浜崎あゆみ 15%
ブルース・リー 5%
でも、体脂肪が一概に悪者だとは思わないでくださいね。
長時間にわたってエネルギーを出し続ける競技は、スタミナを維持するために体脂肪が備蓄燃料として重要な役割を果たすので、落とせばいいというものでもないのです。
なので、プロでも20%超は競技によってはあるでしょうし、数%の体脂肪なんてほんの一瞬の場合が多いと思います。それだけ維持することが難しいんですね。それに、体脂肪率が低い&筋肉量が多い、となると、泳げなくなります。水に浮かないんですね。筋肉は重いから。必死に泳がないと、ずぶずぶ沈んでしまう。遭難まっしぐらです。

なので、たしかオリンピック選手で、「僕はプールにも海にも入れないんだ。危ないから。」と言う人がいました。
本来、脂肪=飢餓に備えるための備蓄燃料、なわけで極端に低い体脂肪率では完全に飢餓状態なのです。だから、数日絶食したら死んでしまうかもしれません。もちろん、極端なたとえですけどね。

ちなみに、落としにくいのは皮下脂肪。
身体の「この脂肪が気になる!」という人は、初めてすぐはなかなか効果が目に見えないので、挫折してしまいがちです。
しかし、その間に落ちているのは内臓脂肪なのです。だから、もうひと息頑張って続けていると、じきに皮下脂肪も減り始めます。でも、また停滞期がやってきます。体が運動量に対してなれてくるので、同じ運動をしても省エネになってしまうのです。
なので、常に負荷を上げて、毎回運動するたびに軽い筋肉痛が起こる程度の負荷を与え続けましょう。
ダンベルなら、重りを必ず上げていくようにしましょう。

できれば、2日に1回の頻度で運動すると、筋肉が超回復(筋繊維が破壊されて、再び修復されるまでの時間は約48時間とされる)するたびに鍛えられるので、一番効率がよいです。もっと欲を言えば、ダンベルを上げるときより、下げるときに倍の時間をかけてみてくださいね。1・2・3で上げたら、4・5・6・7・8・9でおろしましょう。より負荷が高まって、トレーニング効果が倍増する方法です。もちろん、その分だけきついですけど、がんばりがいがありますよね!

トレーニングのときに、ひねりを入れたりすると、負荷が高まってとてもお勧めです。バランスボールに乗りながら、ダンベルをひねりながらあげる、とかはとても危ないですが、鍛えるには最速ですね。(笑)もちろん、その分だけ筋肉痛がおこりますし、やっている最中も大変ですけどね。でも、それだけ身体には反映されますから。

落とすのにかかる期間は、太るのにかかる期間の×3倍、と考えましょう。
食事は低脂肪・低糖質・高たんぱく・高ビタミンにしましょう。
繊維質とたんぱく質のみ!なんて極端な食事にすると、低血糖症で手がふるえてきてしまいます。無茶はせず、日常3度の食事を気長に変えていきましょう。

アミノ酸やプロテインが身体を鍛えるときにお勧めといわれるのは、簡単にいうと筋肉=たんぱく質(プロテイン)=ペプチドがつながったもの=アミノ酸がつながったもの、ということで、筋肉をつけたいなら原料を効率良くとりましょう、ということです。
筋肉=肉の美味しいところ、なので、他の動物からもらうこと。だから、人間とは異なる生き物から、同じパーツを分けてもらう、という意味で、脂肪分の少ないささみや赤身の肉や、魚や大豆製品をたべればよいわけです。
とっても簡単ですね。

そして、一ヶ月に3Kg以上のペースで落とすと、まずたるみます。20歳超えたら特にこれは要注意。ボディケアもせずに落とす一方だと、気づいたときには「こんなはずじゃなかった!」という皮が余った身体になります。ちなみに、身体を引き締めるより、あまった皮を縮めるほうがもっと大変です。後悔先に立たず、にならないようにしたいですね。

ちなみに、普通に手に入る体脂肪測定のマシンは、身体に微弱な電流を通すことで、その抵抗値から体脂肪を推測しています。
それは、筋肉は水分が多いので電流を通しやすく、脂肪は通りにくいためです。
なので、水分を大量に取った食事後、脱水症状気味の二日酔いの朝、サウナにはいったばかり、足裏や手のひらがぬれている時などは正しい測定が難しくなります。
そして、手で握るマシンと足で測るマシンは、手足それぞれの抵抗値で測定するため、表示される値がかわります。大抵は、手で握るマシンのほうが体脂肪が少なく表示されることが多くなります。