ロレッタブログ

帰ってまいりました&人体の不思議展 - 2007.09.08

やー、無事帰ってまいりましたよ。
夜のご予約にはお約束どおり無事間に合ってよかったです!
今日は「ホテルの近くに堂島ロールのお店があるんだよね」、と寄ってみたら、イートインがなくてがっくり。1人でロールケーキ丸ごと1本はやっぱり食べられませんからね。(や!ほんとは出来ますけどね)
しかし南堀江にイートイン付きのショップがオープンしていることをHPにて発見!次回はぜひ。
http://www.mon-chouchou.com/
今回は予約の合間を縫って、スカイビルで開催されている‘人体の不思議展‘にやっと足を運ぶことが出来ました。
大阪に居た頃からずっと訪れたかったのですが、いつも仕事と重なって行けずじまいだったのです。
感想は、とにかくおもしろかった!
ホルマリン漬けではない‘プラストミック標本‘ってどうやって作るんだろう?と興味深々だったのですが、アセトン(除光液の材料ですね)で作っていくんですね!
そして、脳を手に持って重さを感じてみることができたり、あれやこれやと展示されている人体のあちこちのパーツに全身標本に、本当に飽きないひと時でした!
展示の裏側だの、いろんな角度からあれやこれやとじーっと見ているのは変な人だったかもしれませんがー。仕事柄もあるけれど、本当に心から面白かったんだもん。しょうがないですよね。
でも、いろんな人のブログを読むと、大抵「気持ち悪い」とか「人体の輪切りみたいだった」という感想で、自らにフィードバックするにはまだまだ難しいのかな、とも思ったり。
どこかから見つけてきた画像いろいろ↓

展示会の趣旨の1つとして、「人体の構造や巧妙な仕組みへの理解は、自分が病にかかった時、医師から受ける診断に対する理解にも関係してきます。海外では早くから『インフォームド・コンセント』という患者の意思を反映させ、医療計画を立てていく考えがありました。
すなわち、「自分自身が自分の<からだ>を知らなければ、医師とのコミュニケーションは図れない」という考え方です。
昨今からだへの健康意識が高まる中、本展をご覧いただくことで『からだ』への理解をさらに深め、その大切さ、健康であることの素晴らしさを実感いただければ幸いです。」とありました。
ロレッタでも、実際に「なぜあなたには今のそのお手入れが必要が無いのか」、もしくは「代わりになぜこのお手入れを入れていただきたいか」、ただ言われるままではなく、ご本人が現在の状態とその原因・それによって引き起こされる今の症状への理解なくして根本的な改善はありえないと考えているので、自身の身体を知る必要性という点で、非常に納得。
人間の身体は、とても精密で精緻に出来ているけれど、誰もが明日突然何十キロも痩せたり太ったり、たるんだり乾ききったり、病気になったりするわけでは無くて。
そこに至る過程は、本人が経てきた間違った習慣やお手入れが引き起こしているのだから、それを具体的にどのようにして改善していくかは、やはり「生き物としての身体の成り立ちと仕組み」を知ること以外の他には無いと思うのです。
「天寿を全うして健康なままある日ぽっくり死ぬ」ができれば本当に幸せなことだと思うのですが、現実には人間ってなかなかそう簡単には死なないんですよね。
その位、本当によく出来ていて、こんなになってまで何でまだ生きているんだろう?と不思議なほどに、丈夫にできているんですよね。
そして、医療にかかわる人々は、真剣にそれを救おうと日夜全力を傾けている。
みんながぽっくり死ぬくらいなら「高齢化社会」なんて言っていないわけで、なかなか人間は死なないからこそ、そういう言葉が出来ているわけで。
そして、今は生きているけれど「明らかに誤ったサイン」が点灯している人が目の前にいるならば、やはりそれを伝えるべきではないかと思うのです。
いつか取り返しのつかないことになることが見えていて、それが遠くない将来に訪れることが判っているのならば。
とどのつまり、「今より良くなりたい」と思うのならば、「何かを変えるしかない」わけで、その「何か」は本人の中にあるのですから。
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