ロレッタブログ

絶妙のカップリング - 2008.01.12

最近「暮らしの手帖」を本屋で見かけるたびに気になるのはなぜだろう?
と惹かれて手に取ると、編集長が松浦弥太郎さんに変わっているではないですか!
「日々の生活を大切に」と謳う雑誌がやたらと創刊されるここ数年、老舗と松浦さんとは絶妙のカップリング!
‘暮らしの手帖‘ http://www.kurashi-no-techo.co.jp/
一般の雑誌にみられる広告を一切掲載しないため、商業主義に左右されず、生活者本位の視点が貫く。
特に家電や日用品等の商品テストは、審査の厳格さで各メーカーに大きな影響力を持つといわれており、信頼の特集です。
‘cowbooks` http://www.cowbooks.jp/
LIFEなど洋書ヴィジュアルブックと古書を道端で売ることから始まった、たった一人で始めた本屋に全国をトラックでまわる移動式本屋。
著書「最低で最高の本屋」には、誰もやったことがないやり方、仕入れ、営業など、本への愛情と熱意に満ちた沢山の言葉と、「思いついたことは全てやってみる」ということが書かれています
棚に並ぶのは、1950年代SFのビートニクムーブメント真っ只中にあった‘City Lights Books‘のように、アレン・ギンズバーグ、ジャック・ケルアック、ゲイリー・スナイダー、リチャード・ブローディガン、ウイリアム・バロウズ、高村光太郎、谷川俊太郎、阿部公房、白州正子、志賀直哉、岡本太郎に岡本かの子、寺山修司、横尾忠則、池田満寿夫、森茉莉、アナイス・ニンにヘンリー・ミラー、ノーマン・メイラーに絶版本、ブルース・ウェーバーの稀少写真集、翻訳ものなら、翻訳者までこだわって。
広げていきたいもの、もっと知ってもらいたいものを集めた本屋。
わかる人ならど真ん中にはまるセレクト。