スタンダードのつくりかた - 2008.02.23

自然栽培野菜の宅配を利用して、数ヶ月が経ちました。
・食べ物を買いに出る時間がない。
・届けてくれて便利。
・食事時間が不規則なので、量より質を求めたい。
という理由から。
何事もまずは実験、検証と思っているので、昔サプリを個人輸入で各種試してみた感覚の延長線だったのですが、自然のサイクルに委ねて食べ物という恵みを頂く、ということはこういことかと。
今のシーズンにぼ毎回届くのは、じゃがいも、にんじん、大根、さつまいも。たまに里芋、カブ。
葉物はほうれん草、小松菜、サニーレタス（1回だけ）の大抵どれかが1種。
一人暮らしで大根1本が届くと、やっと食べきった頃に、次回の隔週配達で再び大根が届くわけです。
現代という文明の中に生きていると、好きなときに食べたいものが手にはいる、と感じてしまいがちですが、そもそも自然と旬、とはそういうことなのだな、と。
病気や短い寿命と背中合わせだったことを思えば、「昔の人の食生活が一番」とも一概に思えませんが、食べ物は唯一からだの中に入るもの。
「あなたの身体は、あなた自身が食べてきたもので出来ている」と考えれば、食事の時間が不規則であっても何を食べるかに気を注ぐだけで体調はおのずと変化するものだと思うのです。
そして日中はよく身体を使い、夜には電池が切れたように深く眠ることが出来れば。
「化粧品さえ良いものを使えば、美しくなれる」と思うならば、それは大間違い。
はっきりいえば、健やかな毎日も、美しい笑顔も、食事と睡眠が9割。
残りの1割が化粧品。
でも、その1割も選び方や使い方を間違えてしまうと、効果はない。
だからこそ、あらゆる角度から常に気を配り、情報を鵜呑みにせず、調べ、実践し、検証し、自分なりのスタンダードを作りあげていくことが必要、と改めて感じるのでした。