ロレッタブログ

有意義な1週間 - 2008.10.11

先々月から休みがなく、わずかな時間の合間を縫っては本を読んだりサロンに行ったり、セミナーに参加しているのですが、今週は特に有意義な1週間です!
お客様から薦めていただいた本は期待以上に面白く、徹夜で読了。
すごく久しぶりに身体を鍛えに行ったので、そこで身体の専門書の話を諸々。

翌日にはロレッタ・オンラインショップではサロンで施術をうけることを決められたお客様のみに販売させていただいている‘エクスビアンス‘の特別講習。
ブランドプロデューサーはロレッタのを‘e-エステみつけた‘のランキングで覚えてくださっていたようで、うれしいやら恥ずかしいやら。
ケミカルピーリングは、サロンで扱うには納得できる製品がなく、Drルノーにも「なんで日本でやらないんですか!できないんですか!やらせろ!やりたいんですけど!」と言いながら、さがしつづけていたのですが、「やっと見つけた!待ったかいがあった!!あせらなくてほんとうによかった!!!」という、‘リアクション込みで本気で綺麗を目指す人‘のための製品です。
その足で代官山の某サロンまでフラフラになりながら向かいました。

「オーガニックってやっぱりそういう話の流れになるのかー・・・」と思いながら、もうリピート無しです。
「肌から毒素が出る」って、「老化角質と皮脂と汗と二酸化炭素以外に、なにがそんなに皮膚からニョロニョロ出るんだよ!それが何なのか、そしてその分泌の根拠を説明しろよ!」と、まったく納得がいかない甲原さんなのでした。

毒素・デトックスといえば全てが解決されると思うのは大間違いです。
解剖学と皮膚科学に基づいた論理的な説明をしてくださいね。
生物の身体は、無駄なことはしないようにできています。
おまじないや信じるものは救われる的な前時代的スキンケアは、私に限って申し上げれば全く必要としておりません。

さらに夜中にルノーのパンフレットに改訂アイデアをガリガリと勝手に書き込み。
遠慮のかけらもなく本社にどんどん口を出す甲原さんです。
もっと見やすく、もっと楽しく、もっと綺麗にできるから。

そうして営業の方に「ロレッタさんはメニューをとてもよく変えていらっしゃると思うのですが、何かこだわりってあるんですか?」といわれたことを思い出しました。
言われてからずっと考えていたのですが、そうしてロレッタには‘こだわること‘が全く無いことに気が付きました。
こだわりという言葉には「枝葉末節に」とか「ひとりよがりの」という印象しか浮かばないのです。

良いものであれば柔軟に取り入れる。
何かひとつの物事にこだわると、それが頭打ちになるように思います。
一般にサロンのこだわりとして語られることは、お客様にとっては、実はさほど重要なことではない場合が多いのではないか、と感じるのでした。

自然界でも変化に対応して進化できない生物は絶滅していますが、同じく世の中の全てをシンプルに考えれば、あらゆる物事はとても簡単、と思うのでした。
当然連日食事は食べ逃しですが、食べることよりも学ぶことのほうが自分にとってははるかに重要なのは言うまでも無く。
食べる暇やほかの事を楽しむ暇もないほど何かに夢中になれることが、実は一番楽しいのです。

さらに翌日にはもう一件のセミナー。
もうずっと尊敬しているビューティーサイエンティスト・岡部美代治さんのセミナー。
夕方まで眠れるくらいの疲れ度合いだったのですが、這うように向かうともうぜんぜん疲れふっとびましたね。
ロレッタがご紹介できる皮膚科医が正直なかなかいないのが現状なのですが、唯一「この方なら」と思うお医者様が同じだったのも、なんだかとてもうれしかったのでした。(当然そのお医者さまは新規受付不可ですが。)

事前に質問事項を提出することもできたけれど、最近気づいたのはどうやら甲原さんは話を進めたりディスカッションする中で次々に疑問が湧き出るタイプのようで、一番前に座って、「はいはいはい!」と手を上げまくるのでした。

日々施術をしていても感じるのですが、
「質問が出る」ということは「関心がある」ということです。
つまり「質問が無い」ということは「関心がない」ということです。
たとえば、好きな人のことなら、いっぱい聞きたいことがでてくるでしょう?
だから、相思相愛の二人って、双方にとって一番無駄の無い話し相手なだと思うのです。
「聞きたい人」と「しゃべりたい人」とが向き合っているわけですから。
そういう意味で、話を聞けば聞くほど「質問です!」と手を上げたくなるのは、真剣に関わりたいと思ってるからこそ、とロレッタは考えます。

なので、ロレッタもお客さまからの質問・疑問は大歓迎です。
質問が出るのは、「あなたが本気で悩み、考えている証拠」です。
あなたが壁にぶつかるのは「今より良くなろうと、さらに前に進もうとしている証拠」です。
だから、いつでも迷ったとき、不安なとき、疑問に思ったとには、お気兼ねなくいつでもご連絡くださいね。
毎日が仕事なのに遊びのようにわくわく楽しい、質問は大歓迎のロレッタの1週間の例でした。