ロレッタブログ

夏にありがちなスキンケア - 2010.08.08

日焼け止めはとりあえず適当に急いで塗って、
汗をかいても、塗り直しは面倒だからやらない。
帰宅したらシャワーに駆け込んで、
手荒で雑なクレンジング。
熱いシャワーを顔面に浴びせてすすいだら、
化粧水も「だいたいいつもこの位だから、とりあえず適当に」ぱぱっと済ませて、
乳液やクリームはべたべたするから使わない。
夜になるまで外出しないから、日焼け止めはもう塗らなくていいか。
化粧水だけで寝ちゃってもいいよね!

・・・というパターンから、スキンケアがめちゃくちゃになっている人が多くなる時期です。
人間はそもそも猿なので、そんなに丁寧で細やかなお手入れが努力なしに継続できる生き物ではないと思うんです。
でも、正直なところ、ひと夏を終えた時に紫外線対策や保湿などのお手入れの基本に手を抜いた方は「あ、やっぱり老けたな」ってわかるくらい老化します。
後悔先に立たず。
肌は毎日きちんとお手入れしなければ、結果は出ません。
やればやっただけ、やらなかったらやらなかっただけの結果ということです。

化粧水は顔だけに使用した場合で1か月1本。
「とりあえずその位は使ってるよね」と思う方でも、ぜひ今一度ボトルに目盛りを入れてみましょう。
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コットンにはたっぷり含ませます。
肌に触れる面積全部が化粧水を含んでいるようにしましょう。白い線維の部分が残っていると、摩擦ばかりで意味が無いです。

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日焼け止めも「ちょっと多いかな?」と思うくらい、たっぷりと。

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もちろん、夏は暑いので入浴・シャワー後のスキンケアは、汗がひいてから行っていただいてOKです。
「30秒以内に化粧水をつけなきゃ!」「いえ、3分以内よ!」とか、さまざまな記事やコメントをたまに見かけますが、皮脂分泌の回復は30分くらいかかります。
たかだか数秒のことで、そんなに焦ることはありません。
大体、髪の毛乾かしてたらそれだけで汗が出てくるんだから、ゆっくり髪を乾かして、汗が落ち着いてからスキンケアすればいいんです。
なんなら髪をドライヤーで乾かした後、もう一度シャワーで汗を流してから顔とボディのスキンケアをしてもよいのです。

もし、洗顔後30分以内にもかかわらず、過剰な皮脂分泌により顔全体の皮膚が皮脂ですみやかにシールドされてテカテカになり、またそうした過剰な皮脂分泌にも関わらず、乾燥やニキビ・吹き出物などの皮膚トラブルが「全く無い」のであれば話は別ですが、そんな人、まずいませんよね。
スキンケアに根拠のないプレッシャーや迷信を持ち込むのは、時間と労力とお金の無駄です。
どれも限りがあるのですから、快適に心地よく過ごせるように賢くつかいましょう!

やればやっただけ。
やらなかったらやらなかっただけ。

ロレッタは明日から夏休みを頂きます。
皆様もそれぞれにスキンケアを徹底しながら、どうぞ2010年の夏を満喫してくださいね!