ロレッタブログ

遅延型アレルギーテスト - 2010.12.02

来年の花粉飛散量は今年の6倍だそうで。
花粉をはじめとしたアレルギーは自覚しているものがいくつかあるので(杉・ひのき・汗・金属などなど)、症状を最小限に抑えるための生活習慣対策をとろう!と思い立ち、「遅延型アレルギー検査」を受けてきました。
食べ物のアレルギー検査ははじめてなのですが、メロンや生卵をたべると喉の奥のほうがかゆくなるのと、牛乳を取るとアレルギー症状が酷くなる自覚(くしゃみ、痰、鼻水など粘液の分泌が明らかに増える)とか、いくつか気になることがあったのです。
遅延型アレルギーとは、食べて12時間くらい後に症状が出るそうです。
その症状は人それぞれ異なりますが、めまい、だるさ、肌の乾燥など、「不定愁訴」と呼ばれるものとして現れることがおおいそう。
私が受けた病院では、検査費用は健康保険適用外のため¥35,000+初診料¥3,000。
US Biotek というシアトルにある研究所まで採取した血液を送り、結果が出るのは3週間~1ヶ月後。
西海岸の食生活を元に選ばれた96種類の食材に対する遅延型アレルギーの有無がわかります。
したがって、「クランベリー、ターキー」などは検査項目に含まれていますが、「いか、たこ、わかめ、ゴーヤ」などは含まれていません。
日本オリジナルの検査パネルが出来るようになるのは、もう少し時間がかかるようです。
こんな冊子で結果発表!
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結果は、予想どおり!!!
棒グラフが赤に近づくど「遅延型アレルギーを引き起こす食材に該当する」という意味なのですが・・・
「わー!やっぱり!やっぱりそうなんだー!」と診察室で驚くかんばらさん。
「乳製品」全滅!!!
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「特に強くアレルギーが出たものは、6ヶ月間食べることを控えたほうがよい」ということなので、表に3か月、6ヶ月と早速メモ。
「卵」全滅!!!
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「牡蠣」も避けるにはこしたことがないそう。「えー!牡蠣!!牡蠣おいしいのに!!」とショックをうけるかんばらさん。
「牡蠣は、オイスターソースもそうだし、インスタント食品の粉末スープにも入っているので注意してね」とのこと。インスタント食品やコンビニ、レトルトものは食べないので、これは大丈夫。
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アーモンドは好きだから昼食がわりにバリバリ食べるのですが、「これはたぶん単純に食べ過ぎ」らしいです。(笑笑)
そしてなぜか「さやいんげん」も。これは思い当たることはなかったので不思議でした。
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アスパラは日本にはそもそもない野菜なので、だめな人が多いそうです。
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そして、最後のページには「財布にいれておいて、外食の時に見せるといい」というものらしきカードが。
でもこれは英語表記なので、日本では口頭で説明したほうがよいですよね。
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「あれ?でも先生、これメロンがないよ。食べると喉の奥の方が痒くなるので、自分からは手に取ることがなくなっちゃった果物なんですけど。」と尋ねると、「あー、食べてすぐの症状なら、それは即時性アレルギーのほうだろうね」とのこと。
即時型は、健康保険の範囲内で10項目検査可能で、それ以上の項目は自費で検査できるそうです。
せっかくなので「嫌いと言うほどではないけど、なんとなく食べなくなった食材」を選んで、目下再び分析中です。
マクロビをはじめとして、世の中にはさまざまな食事法がありますが、なんでも美味しくいただきたいので、極端に1つの食事法に走る必要もないような気がします。
それよりも大切なのは、自分の身体をよく知ること。
自分のことって、意外とわかっていない。
しかも、良くなっていても、そもそも最初がどんな風に悪かったかを当の本人が憶えていないことだって、多々あります。本当に人間って忘れっぽくて、いい加減な生きものですよね。
だからこそ、皮膚は写真で記録に残すようにして、ピラティスは気になることを質問しながらマンツーマンでじっくり教わっています。
食べ物も同じように流行りに手当たり次第飛びつくのは全く意味が無いと思っていて、それよりも自分の体に必要なもの、必要でないものを知ることのほうが、はるかに大切と思うのでした。