ロレッタブログ

美容ジプシーを救え! 美容大国・日本の偏りまくりの美容事情とは? - 2010.12.03

パリで麻奈先生とお会いしたときに話した内容とかぶっているので、ご紹介。私が話したことを引用してくれたみたいですねー。
美容ジプシーを救え! 美容大国・日本の偏りまくりの美容事情とは?
この「番組」ってたぶんこのことかなと。
かつてこの番組の放送後に、お客様から同様の質問をうけたかんばらさんは思うのでした。
ロレッタのブログの角質層に色のついたメラニン色素は存在するか?化粧水のコットン使用についてでも、それぞれ述べていることですが、「‘さじ加減‘が判っていないために‘いじりすぎ‘で自分で自分の肌を荒らしている人がとても多い」ということです。

この放送回もつっこみどころが満載です。
ロレッタにはテレビが無いのでHPから内容を知るのみですが、そもそも美容マニア=美容を正しく行っている人、とは言えません。代表の人選も問題なのでは?
「この「メイドイン・自分」の保湿成分をもっと大事にすることも大切なんじゃないかなと思います。」とありますが、その「メイドイン・自分」の保湿成分はいくら大事にしていたって、減っていくものなんです。
それが加齢ということです。
だから、巷にみずみずしい素肌の老人って、いないでしょう??
さらに「人間の体が作る保湿成分を超えるものは無いんじゃないかということ。」ともありますが、超える成分はあります。
ちなみに、一般人の美容マニアが「美容にかけているお金と時間の分だけきれいになっているか」というと、全くそんなことはないです。
洗顔料や化粧水を何本も買いそろえている方、シートマスクや美容液だけでクリームなしのお手入れをする方、日焼け止めは夏だけ塗る方、スクラブ洗顔をまめに行う方、とにかく刺激があるコスメなら効くと思っている方、あのメーカーよりこのメーカーのほうがよさそうと「なんとなく思って」化粧品ジプシーになっている方、枚挙にいとまがありません。
どれも無駄です。間違いです。

実際、ロレッタで初来店の際のカウンセリングで「今のお手入れで十分完璧ですよ!全く過不足ありません、すばらしい!」と言えた人は、たったお一人だけです。
その方の職業は・・・美容皮膚科医。
ゲランの頃からご指名いただいているお客様で、美容皮膚科医として独立なさったばかりでしたが、自作でビタミンACEを豊富に入れたコスメをプロデュースされていたからなんですけどね。
ピーリングの薬剤も、レーザーも、パワープレートも持ってますからね。(笑)
他にアドバイスすることがあるとすれば、「便秘が改善されるともっといいですけどね(←でもこれはフェイシャルエステで変えられることではない)」という程度です。
そのくらい、みなさん何かどこかが間違っているんですよ。
なんでも「やればいい」ってものじゃないのです。

話戻って。
麻奈先生のインタビューで最後の方で語られている「男性の教育も必要になってきますよ。とはいえ、今のおやじ世代の価値観は、今さら変えることはできません。だから今、子どもを育てているお母さんに、声を大にして言いたいんです。明るく太陽のように、子どもと接してくださいって。シミができたと嘆いたり、若い頃はよかったとグチをこぼしたり……。そんな姿を見せると、子どもが大人になったときに「やっぱり、若い方がいいな。年取ると愚痴っぽくなるし…….」と、大人の女性にマイナスイメージを抱き小娘に走ってしまうのです(笑)。」というのは、私もすごーく共感するところ。
女性に若さと美を要求するおっさん本人がお腹が出ていて歯が汚い、洋服も適当で清潔感と緊張感が無いのは最悪、と思っているかんばらさんだからなのでした。