ロレッタブログ

東海大学付属東京病院・抗加齢ドッグ - 2013.10.01

8月の夏休みに、かんばらさんは初の人間ドッグ(オプション全部付け)と抗加齢ドッグ(アドバンスコース)を受けてきました!!
東海大学付属東京病院の抗加齢ドッグは、60代の受診が3分の1、40代の受診者も1割らしいのですが、担当看護師さん曰く「私の知る限りでは、30代の方は初めてです」とのこと。30代といえども、女性ホルモンの分泌のピーク(25歳)はとっくに過ぎているかんばらさん(36歳)。ヒト(女性)としての絶頂期はとうに過ぎたので、現状どんなもんかと思って受けてきました。そもそも本来の絶頂期(25歳)にあたる20代をオーバーワークでほぼ無排卵無月経で通したので、女性として絶頂期といえる時期があったのかすら怪しいのですが。(笑)

抗加齢ドッグは血中の検査項目が多岐にわたるため、検査結果が出るのに4週間かかるのだそう。そして先週、お医者様との面談(データ解説&アドバイス)にいってきました!お話くださったのは副院長の西崎泰弘教授。専門は肝臓とのこと。

西崎先生「30代で受ける人というのが、ほとんどいないので」
かんばら「話すことがない」
西崎先生「そう笑」
かんばら「笑笑」
後ろで見学している医師「笑笑」

ひととおりファイリングされた全てのデータを解説くださったのですが、専門的なことをかみ砕いてお話してくださるので安心です。かんばらさんのデータは相当優良らしく、解説しながら先生が曰く
「こういう数値が出るんだな・・・って感じですね」
「酸化もほんどというか、まったくないですね」
「長寿ホルモンと呼ばれるアディポネクチンが非常によい数値」←これは基準値4.0~18.50mg/mlがかんばらさんは14.6mg。
「ビタミンなどの栄養に関しても、全く問題なし」
「筋肉量も体脂肪率も、まったく問題なく理想的です」
「これは、ちょっと努力しないとなかなか作れない身体ですね」

ええー!!そんなにいいデータなんですか!!
てっきり良くて年相応で、悪くて筋肉量が足りない、鉄分不足、などなど言われるのではないかと予想していたので、これは素直に嬉しいです!!
かんばらさんのデータは30代受診者が珍しいというだけではなく、「データとしても非常に貴重な内容なので、これはぜひ!」ということで、今後の研究資料として提供してきました。(笑笑)
唯一ストレスホルモンと呼ばれる「コルチゾール」が基準値を超えていたので、来週念のために再度血液検査でした。「いままでステロイドの内服した?」と訊かれたのですが、婦人科で散々服用した治療薬をリストアップしてかかりつけの婦人科医にも確認したところ「これはステロイドじゃないから関係ないね~ピルも関係ないしね~」だそう。
多分、普段なら熟睡しているはずの午前8時に病院集合、しかも前日から食事抜きというそれ自体がストレスだったんじゃないでしょうか。(笑笑)1日の中でも変動して朝が特に高くなりやすいらしいので、次回は午後に血液検査してみることに。

20代の沢山のホルモン治療を踏まえて、この8年間は超低用量ピルで卵巣を休ませているのですが、エストラジオールの分泌は5.0以下。自前の女性ホルモンの代わりにピルが活躍してくれていますからね~それにしてもこうして数字で把握できるのは本当に面白い!!

ちなみに、妊娠すると「むくむ」とか「かぶれやすくなった」とか色々起こりますが、上記の「妊娠期」の数値のとおりホルモン値だけでも通常の100倍くらいバンバンでてるわけなので、以前と違うのは無理もないんですよね。しかし本当にすさまじい分泌量。かんばらさんの20代の治療中はいくらホルモン剤を投与してもちっとも薬が反応しなかったのですが、いったいその当時のホルモン分泌量はどんな感じだったのでしょうか。それはそれで興味があります。(笑)
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自宅のタニタ体組成計では普段22~23%くらいの体脂肪量なのですが、大学病院の精度99%超というIN BODYの測定では18%!!

18%ってアスリートですよ。(笑)INBODYのほうがずっと高価だし大学病院で使ってるんだから、そっちのほうが精密なんでしょうが、タニタとの誤差って実際どのくらいなんだろう?それとも、自分では23%くらいだと思っているけど、いつの間にか私の筋肉量が増えて体脂肪が減ったのか?・・・ということで、久しぶりにタニタで測定。

かんばらさん 36歳 身長 163.4cm
  タニタ VS  INBODY
・体重 53.7Kg : 53.6Kg
・体脂肪 20.9% : 18.0%
・BMI 20.2 : 20.1
・基礎代謝量 1216Kcal : 記載なし
・身体年齢 28歳 : 記載なし
・全身脂肪率 19.5% : 全身脂肪量 9.7Kg ←似たような項目は、タニタでは「%」表記、INBODYでは「Kg」表記でした
・全身骨格筋率 30.4% : 全身筋肉量41.5Kg ←上と同じ

INBODYでは筋肉量は厳密に左右で測定されるので面白い。体重に対する発達率は以下のとおり。
・左腕 124.9% 右腕 127.8%
・体幹 101.7%
・左脚 105.0% 右脚 104.4%
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最も使う上肢が最大限に発達し、安定に欠かせない体幹と下肢にもばっちり筋肉がついている。左脚を軸脚にして、右脚で踏み込むので、たしかにこの通りに使っています。見事に職業が反映された身体!結局自分がいつのまにか筋量が増えていたみたい。体重計にはほとんどのらないので気がつかなかった。

自宅兼サロンなので外に全く出ない週もあるのですが、心当たりといえばこの程度。
・お酒は外食時のみ
・自炊中心
・甘いものはほとんど食べない
・室内でもマメに動く
・外出時はよく歩く
・7年続けているピラティス

ちなみに、かんばらさんが摂っているサプリは、リツビのメソシューティカル‘インサイドC2G2000‘(VCサプリ)のみ。
食生活を見直さずになんとなくよさそうなサプリを多種類買ったり、運動せずにダイエット薬に頼ったり、ジムに通いつつも日用品は宅配に頼りっぱなし・・・は本末転倒と思うほう。だったら食生活を見直して、こまめに動いて、日常生活で鍛えられない筋肉は運動でトレーニングしてこそ。平凡なことですが、やはり最も大切にすべきは日々の運動と食事と習慣。健康と美容に気を使っている人なら、大半の方は食べものやスキンケアには気を使っているはずなので、決定的に足りない運動を増やすべき。人間も「動く物」と書く「動物」の一種。暴飲・暴食・タバコ・運動しないぐうたら生活は、緩慢な自殺とイコールです。

毎日新聞社 東海イズム「健康に老いることを目指して抗加齢ドッグに携わる」

「アンチエイジングに必要なのは最高レベルの健康」
★希望日本分科会 日本の社会保障問題 第1回
テーマ 『予防医学と抗加齢医学─東海大学の取り組み─』
講師:西崎泰弘先生 1/6