ロレッタブログ

にゃん様にご挨拶? - 2014.11.28

夜中になると目覚めて動き始めるのですが、昼間はとにかくだるそうに寝ているフィガロ君。「体調が悪くてだるいんだよ」と獣医さん。実はうちにきた時から鼻水・よだれが飛ぶくらいのくしゃみ・目やに・口臭・耳の汚れもひどかったのです。が「連れてこられた翌日に病院というのもストレスが大きすぎるから、もし急に悪化した場合はすぐ連れてきてもらうようにして、悪化しないようであれば数日間は様子をみてみましょう」というかかりつけ獣医さんからアドバイスに従ったのです。

しかし1週間様子を過ぎても一向に良くなる気配なし。ついに日曜日から猫も通院開始です。

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正直、そんなコンディションで譲渡するとは予想外でびっくりしました。里親募集団体や担当者によって『違い』はあるのかもしれません。最終的にその『違い』を分けるのは命ある生き物である犬や猫などの保護動物と、彼らを託す譲渡先に対する『責任感』の有無が全てかと思います。ボランティアなど好意で成り立っているシステムとは理解していますが、『説明』という行為には一円のお金もかからないのですから。ボランティアなら適当でもよい、というのはあまりにも甘い心構え。

こういうのって一事が万事。動物をろくに扱えない人は、人間にも最低限の対応すらできないといことの見本なのでしょう。説明不足や後手後手の対応が、結果的に「里親募集の猫は猫エイズや猫白血病の検査以外は大して何もしないみたいだから、信頼できるブリーダーからお金を出して健康な子を買った方がいいわ」という残念な結論を導きだすことになりかねないのであれば、せっかくの良い活動をなさっていても逆効果でとてももったいないです。

犬猫には何の罪もありません。
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実際に、譲渡時の健康状態について「こういうことは里親団体としては一般的なことなのでしょうか?」と私からのややこしい質問にすぐお返事くださった某団体からは「当会では、できるだけ譲渡時には健康な状態で猫をお渡ししております。今回、甲原様がお感じになったようなことも避けたいということもありますし、私共のような保護団体から猫をむかえてよかった。次もそうしたい、と一人でも多くの方に思っていただくことが地道ではありますが、全国的に不幸な猫を減らすことにつながっていくと考えるからです」との素晴らしい回答をいただきました。

譲渡や健康状態についての事前説明が担当者毎に違うのはトラブルの最大の元凶。最終窓口が誰なのかいまだに明確でないのも、ありえません。1件のクレームの後ろには、同様のことを感じている人が30人いるといわれます。ぜひ今回の団体は、共通認識・共通言語としての規定とマニュアル作成を今一度徹底していただきたいですね。

デジカメのひもをかじるフィガロ君。
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さて夜中0時。にゃんが気になっている様子?にゃんもお骨を早く埋めてあげたいのですが、埋める予定のご近所さんが3棟分の建て替えをするかもしれず、にゃんの真上に家が建つのもなんだしということで、建築計画が固まるまでは窓辺で待機中なのです。
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見ている。
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あれ?
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違う?
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さては
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猫じゃらしで遊びたいだけでした。
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