ロレッタブログ

痩せの大食いって - 2015.04.13

先日寄生虫の本を読みました。
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で、ふと思ったこと。「痩せの大食いって、体内に寄生虫持っている人もいるんじゃない?」

特に東南アジアではかなりの割合で寄生虫保有者がいるらしいですし。日本でも不潔な環境で作られた有機野菜や、十分に悩ま才を洗わずにサラダにしてしまったり、土いじりのあとに手洗いをせずに食事をとって寄生虫を体内に宿してしまう人が増加中なのだとか。ひどいと有機野菜に凝った母親から食事を与え続けられれていた4歳児が腹痛で救急に運ばれて、調べても何も異常がなく原因判明に医師たちが頭を抱えていたところ、なんとその子が口から虫を吐いたこともあるそうで・・・救急の先生もそれはそれは驚愕したことでしょう・・・。

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参考記事
藤田 野菜も農薬や化学肥料を使った「洗浄野菜」というのが、多少高価ではありましたが、一般に食べられるようになりました。ところが、30年も経ちますと、環境問題等の影響で農薬や化学肥料は悪者になってきた。そして地球にやさしい、とか人にやさしく等と言い始めて、有機栽培野菜が脚光を浴び出した。それはどんどんエスカレートして、肥料は家畜の糞より人糞がいいとか、ついには自分の赤ちゃんには有機栽培野菜しか食べさせないという親まで出てきたわけです。お腹が張っているけど原因が分からない、レントゲンに何か写っているけどガンではないようだ、等と言って私のところに来る人の中には、薬を飲ませると回虫が100匹とか200匹出てくる人がいます。みんな徹底して有機栽培野菜しか食べない人達です。

インタビュアー 普通だったら2−3匹がいいところですよね。昔だって5匹出た、10匹出たというと驚いたもんです。

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ダイエット関連ではこの記事も大きな反響をいただきましたが、ダイエットのために意図的にサナダ虫を腸内に宿す人も出てきたりしそうですね。でも虫の種類によっては体内でいくらでも動くみたいですから、脳とか目に虫が入ると失明しちゃうし脳炎も起こしそうですよね。皮膚の下をぐにょぐにょ動くのも、見ものかもしれませんが美的ではない。せいぜい宿主の健康に異常をきたさない程度の個体数で腸内でおとなしく生きてくれている性格(性質?)の寄生虫じゃないとちょっと大変そうな気もします。

目黒には寄生虫博物館というのがあるそうで、デートスポットとしても人気らしいですよ。(笑)せっかくだからGWにでも行ってみようかなあ。

花粉症やアトピーには効果的という寄生虫。とはいえこれだけ清潔になった日本で、暴走している免疫系を上手くコントロールするためとはいえ、意図的に衛生度を逆行させるのはむずかしいですしねえ・・・。寄生虫から作った薬を注射すると「Th-1とTh-2がバランスよく保たれているところへ、私の作った薬を注射すると、Th-2が大きくなってアトピーを一発で治しましたが、思いもよらないことが起きました。免疫細胞がバランスを失ってTh-1が小さくなり、がん細胞を見逃したのです。」とあるので、実用化はまだまだ先のようですが。
「免疫をつける生活」きれい社会の落とし穴~アトピーからがんまで~