ロレッタブログ

ほくろとシミの除去 予後のケア - 2016.01.17

レーザー照射の1週間後(1月12日)の再診で、トレチノイン005%とハイドロキノン5%を混ぜたクリームを処方いただきました。シミの予後は徹底的なUVカットとこのスキンケアが肝腎。ちなみに、日本ではトレチノイン(オールトランスレチノイン酸)はエステや化粧品には配合できません。トレチノインはビタミンA(レチノール)の誘導体で、生理活性はビタミンAの約50-100倍。トレチノインやハイドロキノンは薬剤安定性が悪かったり酸化しやすかったり、着色しやすかったりするので冷凍保存必須。連続使用期間は最長でも8週間程度だったかな。

クリームを塗布し始めて3日目(1月15日)にこんな感じになりました。私はレチノイド反応が「かゆみ・腫れ・落屑・紅斑・痛み」とオンパレードで出現するのですが、トレチノインだろうが「よくあるレチノイド反応の光景」でしかない。(笑)
過去にエンビロンでここまで反応を出してみたことがあるので、この程度はどうってことないですね。→プロアドバンスAジェル導入・第3回目1月8日(土)夜
まあこのときは出力もかなり高くしたので、電気刺激の負担もありましたしね。お客様には絶対にここまでリスキーな施術はしないので、ご安心ください!!(笑)私はむしろA反応よりもハイドロキノンの紅斑のほうが苦手かな。まあ、これも次第に収まるのですが。赤みも落屑も、そういうものですから。
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シミの部分だけに塗布してもよいのですが、細かく点在するシミ1つずつに綿棒で塗るのが面倒なので私は顔全体に塗っちゃってます。(←やっぱり自分のことは適当)この角度で撮影したら口元の紅斑がよくご確認いただけるかと。ほくろを除去した後は、また少し赤いですね。
詳しい情報はこちら→レチノイン酸療法
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ちなみに、ロレッタで取扱製品のうち、ハイドロキノンは4%のものはあります。(化粧品としての配合の上限濃度)
ハイドロキノンは、劣化しやすくて浸透しづらく、かつ刺激が強いので、美容外科や皮膚科ではトレチノインと併用することが大抵です。高濃度、かつハイドロキノンの特性上、ご使用にあたり各種注意事項があるので、サロンのカウンセリングの上、ご購入くださいね!これにはトレチノインではなくピーリング成分配合で、皮膚への浸透を高めています。(エクスビアンスのスキン・ライトナージェルやインテンス・ライテニング・コンプレックスとその点は同様です。)

アドバンスホワイトセラム 15g 1本 ¥13,000(税抜)
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