ロレッタブログ

2016年ペットサウンズツアー② - 2016.04.20

メンバーからは、ハンバーガーキッチンというおもちゃを買いに行きたいとの要望が。そういやフェイスブックにこの動画載せてたのはみたけど、どこで売ってるのかしら・・・と、コンサート初日の日中は「こなぷん」というこのおもちゃについてバンダイに電話したり、博品館やハンズに問い合わせてみたりと何かと忙しかったです。相変わらず全く音楽の話をしていなーい。(笑)

webvandaより今回のバンド編成はこんな感じ。
ブライアン・ウィルソン/Brian Wilson : Vocals, Keyboards
ポール・マーテンズ/Paul Mertens : Music Director, Baritone sax, Tenor sax, Flute, Alto Flute, Clarinet, Harmonica, Bass Harmonica, Vocals
アル・ジャーディン/Al Jardine : Guitars, Vocals
ブロンディ・チャップリン/Blondie Chaplin : Guitar, Vocals, Tambourine
ダリアン・サハナジャ/Darian Sahanaja : Keyboards, Vocals, Vibraphone
ゲイリー・グリフィン/Gary Griffin : Keyboards, Vibraphone, Vocals
マイク・ダミコ/Mike D’Amico : Drums
ネルソン・ブラッグ/Nelson Bragg : Percussion, Vocals
ニック・ワルスコ/Nick Walusko : Guitar, Vocals
プロビン・グレゴリー/Probyn Gregory : Guitar, Keyboards, Trumpet, French horn, Trombone, Tannerin, Vocals
ボブ・リジック/Bob Lizik : Bass
マット・ジャーディン/Matt Jardine : Vocals, Percussion

そしていつもチケットとパスをありがとう!
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東京公演初日はベースの音が大きすぎたりヴィヴラフォンが聞こえづらかったりするのが気になったのですが、2日目は抜群によかったですね!2002年のPet Sounds Tourに負けず劣らずといった感じ。マイクのドラムは繊細だし(見目麗しいので会場の大画面に映えるのなんのって・・・)、マットの声はジェフリーに負けず劣らずハマり役。ニックのギターソロも久しぶりに見られて嬉しい!ブロンディ・チャップリンが現れるとストーンズのライブみたいになっていてウケる。(笑)
ブライアンがダリアンに向かって「Darlin’は君の曲だ」と認定していて、恐縮するダリアンはほんと相変わらず温厚。ダリアンって喋るのもゆっくりだし丁寧に歌うからボーカルのテンポがコンマ1秒遅い感じなんですが、圧倒的にダリアンの声質に合っている曲なので問題なし。コンサートではひときわ大きな拍手で迎えられているし(本人は自分を讃えて欲しいわけではないのだけど)。

すっかり名を上げたダリアンはバックステージやホテルのロビーでもファンに囲まれてしまうのですが、欲張って長話するしつこい人(ダリアンに会いに来た人たちが他にも沢山待っているのは一目瞭然なのに、一人延々話していて譲ろうともしない器の小ささに私やそのほかの人たちも唖然としていたのです)もいて、ホテルの部屋に戻るまでちっとも気の休まる間のない様子がちょっと疲れちゃいそうですが・・・。

ブライアンは楽屋でもいつも一人。彼の精神状態と音楽を理解する優しいメンバーのサポートに包まれている現在はファンも一安心ですよね。
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ニックとボブ。私のFBのタイムラインには3月末にみんなバースデーメッセージをくれたのですが、「ところでわかなって幾つになったの?」「39歳」と答えたら、みな一様に化け物でも見るような顔になったのは何故?「私が大学生の頃にしりあったんだから、そりゃそのぐらいになるでしょ。それに日本人って若く見えるって言うじゃない?」「いや、とはいえ日本人でも若く見えない、その年なりの人は多いよ。でもそうかー39歳かー、早いね~!!」と感心していました。このまま化け物路線で頑張ろうかしら。

参考までに、若く見える限界値について→整形をしなくても、外見のみの見た目年齢には当然バラつきがあるんですよ。それは大体、実年齢±20%の範疇に入っていて、±30%位になると化物級になる。
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1日目はみんなとバンに乗ってホテルまで帰ったのですが、2日目はプロビンとその友人ご家族と一緒に歩いてホテルまで。
2日目の公演の後は、ホテルのロビーでプロビンとネルソン、ニックと0時近くまで話し込んでいました。しかも雨の中、銀座駅まで送ってくれるしで、ほんとうにやさしい人たちです。夜遅くのロビーで別れ際に。
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なぜか手にラガービールのシールを貼られた。(笑)
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・・・と書いていて今気がつきました!いかーん!プロビンとネルソンは一人ビートルズと呼ばれた奇才Emitt Rhodesの43年ぶりの新作に参加していたのに、それについて聞くのをすっかり失念していました!!!私の大好きなアーティスト達も参加しているというのに!!!!!ポップスファンならエミット・ローズの1stはぜひとも聴いていただきたい。
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その後の大阪公演では、終演後に熊本の地震から大阪まで揺れが届いて驚いたメンバーもいた模様。震度3ぐらいは日本では珍しくないけれど、宿泊階が15階だと揺れも大きく感じられるだろうし、夜中のことだから(しかも非常階段のドアがロックされていたらしい。ありえん)怖かったかも・・・。もうすぐ日本を離れるとはいえ、ひきつづき余震には気をつけてね、とメッセンジャーでやり取りは続いたのでした。