ロレッタブログ

皮膚片 - 2017.05.18

オペで切り取った皮膚片。
術後に先生がパズルみたいに並べてくれたのが面白かったので、まだ眠剤で意識朦朧としていたのですが、写真に撮りました。鶏皮か豚皮みたい。ちなみに、人間の皮膚にもっとも近いのは豚の皮膚。違うのは豚には汗腺が無いこと。

皮膚片の写真やオペ動画をブログに載せることはできるのですが、年齢確認とか色々設けないといけないらしい。
「自殺」を出版した末井昭さんが大腸がんになったときに、切除した大腸を奥様の神蔵美子さん(写真家)が撮って年賀状に印刷して送ったら、匿名のクレームハガキがきたという話を思い出しました。サイトに皮膚片なんて載せた日には通報されかねなさそうなのでひとまずやめておきます。見たい方はサロンにいらしたときにぜひ写真をご覧ください!
撮影用のハンディカムを貸してくれた男友達には「(皮膚片)なんかちょっと美味そう。いや、やっぱ怖い。」と言われました。目のオペ動画は奥様と義姉と鑑賞会をしたらしいのですが、さすがに今回の動画は怖いらしい。って、あなた、これが無理なら出産立ち合いなんてもっと無理よ!

オペは決して簡単なことをやっているわけではないので、「これだけグロテスクなことをやるんだよ」ということを血や肉や皮膚を見て知ることは大事だと思います
切るし、血は出るし、腫れるし、しばらく意識は朦朧とするし、痛みもあるし、ダウンタイムも長いし、薬も色々摂るし、洗顔も洗髪もしばらく不自由だし、抜糸も痛くて血が出るし、傷は一生残る。
そういうグロテスクな現実を知ってから、それでも自分の人生においてデメリットよりメリットの方が上回ると判断してから、やったほうがいいです。