セラピスト2017年6月号 - 2017.06.07

アンケートに協力したセラピスト2017年6月号が発売になりました。

・第２特集
売上アップと賢い投資で、お客さまも大満足！
セラピストのマネー講座
セラピストとしてサロンを開業し発展させるために、避けては通れないもの。それは〝お金〟です。顧客満足度の高いサロンを継続して運営していくためには、安定した経営で利益を確保しなければなりません。
サロンを健全に運営するためには、正しいお金の使い方や、利益を増やす働き方があります。
第２特集では、お客さまに喜ばれながらお金が貯まってゆく「セラピストのためのマネー講座」を、全国のセラピストの声や、コンサルタントのアドバイスとともに紹介します。

↑という内容に関する、サロンの収支、開業時のコスト等のアンケートでした。アンケート結果の一部はこちら。「稼ぐのに苦手意識がある」「お金をどう管理していいか分からない」と、お金に苦手意識を持つセラピストが多いのが実情らしい。（案の定ねー）
ちなみに甲原さんはこのアンケートに回答した当時は39歳（今年3月）。

フリーランスや独立開業という形態を選ぶなら、有給も退職金も厚生年金もないので毎月の売上50万は超最低限稼げて当然の金額。そこから経費差し引くと残るお金もっと少ないわけですからね。なのに月平均総売上50万未満が大半て一体・・・。

広告宣伝費をかけても顧客が獲得できていないというのが、低すぎる消耗品費と水道光熱費（客が来てない証拠）でよくわかる。さらに自己投資費用が3万円未満って・・・お客様の方が自己投資してるよ。

技術取得費に投資したけれど売り上げとして回収できていないのも、よくわかる。施術ベッド類にもあまり投資していないのも、よーくわかる。機能や寝心地を考えなければ、業務用のフェイシャルスチーマーやマッサージベッドって￥5,000以下でありますからね。お金のかけどころをわかってる人はそんなクオリティのものはそもそも購入しませんが。

エステ、アロマの美容業界の実情はこのありさま。
これについての意見は明日記しますね。