ロレッタブログ

DHCキレイを磨く!エクストリームBeautyに名越先生が出演していた  - 2017.09.14

意外な番組にゲスト出演していた名越先生。美容を語る先生ってはじめてかも?
8/22(火) DHCキレイを磨く!エクストリームBeauty で検索してみてくださいね。

「ナチュラルメイクが好きという男が女性に一番馬鹿にされている」と語る名越先生。(笑)
ナチュラルメイクで残念なのは、メイクアップどころかメイクダウンになっている人が多いこと。ベージュの口紅って、肌がシミや色ムラやたるみ、クマなどのダークシャドウ(影)が1つもないパーフェクトな肌じゃないと、映えません。普通のメイク以上にベースメイクに手間かけないと、ベージュメイクの美は実現しない。だからある程度年齢を重ねたら、ベージュは安易に手をださないほうがいい

シミも赤みも隠れていない肌は、色ムラのあるキャンバスと同じ。だから上から何を塗ってもなかなか映えないんです。さらにチークを省略すると顔が無駄に長く見え、顔色は悪く見え、ハイライトがない顔は平坦に見え、そこにベージュ口紅がくると病みあがりの人のできあがりみたいになってしまいます。せっかくメイクしてこれでは本当にもったいないです!

メイクを理解してベージュを使えるようになると、真紅の口紅だってつけこなせます。自分とファッション理論を理解して黒を着ている人が黒以外の色も着こなせて、他も試した上で黒を選んでいるのと同じですね。

あと、「ハレの日だけフルメイク派」という人もいると思うのですが、ここで注意したほうが良いポイントは、メイクと全体の統一感。日頃からメイクをしていないと、日々少しずつたるんできた目元にぴったりのアイラインの太さ、跳ね上げの角度、濃さ、口紅の色、ツヤかマットなどの質感の選択、濃さなんかが、わずかにズレてきます。ファッションやヘアスタイルなどの全身のコーディネートとの統一感がなくて「あら、久しぶりにお化粧したのね?」という印象をあたえる、なんとなーく違和感のあるメイクになってしまうことがあるんですね。自分が一番きれいといわれたりキラキラ輝いていた頃のメイクやファッションで時がとまっているのだと思われる人も、電車とかカフェでたまにみかけます。

メイクそのものを「私には似合わない」と諦めている女性は、綺麗になれる可能性をひとつ放棄していることになるのでこれもすごくもったいないです。私の個人的な感覚ですが、ノーメイクの笑顔が50%ぐらいの輝き度合いだとすれば、似合うメイクアップでの笑顔は120%ぐらい華やかに輝いている、とう印象をうけます

いくらお手入れしていても、老化は緩やかにはなることはあっても、止まることはありません。肌はくすむし、シミや色ムラも増える。唇の色も悪くなるし、しぼんでシワは目立ってくるし、顔も目もたるみ、目力は衰える。フェイスラインはもたついてくる。やはり加齢とともに清潔感は失われていく一方なんですね。そういう失われがちな血色や肌色を均一に整えて、より活き活きと演出してくれるのがメイクアップのパワーです!

でも、他人はなかなか「すっぴんは見苦しいよ」と口に出してまで教えてくれません・・・本当のことほど指摘しづらいものだから。こんな風に肝心の本人がずっと気づかないまま、事態が悪くなる一方になりやすいのが身だしなみやメイクの一番怖いところだと思います。私は向上心ある女性の味方でありたいので、だからこそ、優しい言葉をかけたり、励ましたりするだけではなく、できる限り厳しい事実も苦言も伝えるようにしています。どなたも今よりもよくなりたくて、綺麗に年齢を重ねたいと思っているからこそ、サロンにいらしてくださっているはずなので。そして私も、自分にとってどうでもよい人にわざわざ多少なりとも嫌われそうなことを言いません。気にかけているからこそ、ほっとけないんです。

なぜ、人は自分のことが一番わからないのか。それは、他人が‘本当のこと‘をいってくれないからである。‘本当のこと‘をいうと、波風が立って人間関係がギクシャクするものである。見た目は人権問題と紙一重の部分があるから、誰しもふれにくい。」

「見た目をよくするためには、最高のメソッドは「心から尊敬できる人と出会うこと」ではないだろうか。人はミラーリングをする以上、似てしまうならばできるだけよい‘鏡‘を持つのが向上の近道である。というのも、‘見た目‘に関しては、人が注意しづらいのでどうやって自覚するかがポイントになるからだ。
(人は見た目が9割「超」実践編/竹内一郎)

メイクアップは、印象や好感度を上げる(アップ)させるためのもの。サロンでメイクセミナーを受講いただいた方も多いですが、教わったまま実践せずではもったいないです。撒いた種は、毎日水をやり、栄養をやり、太陽を浴びることで必ず成長します。だから、教わったメイクも毎日5分の手間からでも実践・練習して、習得につなげたい。それを1か月、半年、1年と続けたら、必ず今よりももっと綺麗になっているから。これからも、共にがんばりましょうね!