ロレッタブログ

更年期の症状の程度 - 2017.09.19

エストロゲンの減少と内臓脂肪を読んだお客様から、「更年期は何がどの程度起こるか予測できるんでしょうか?」とご質問いただきました。

その方にどのような心身の症状が現れるかについては、その程度も含めて全く予測不可能とされています。妊娠出産もホルモンバランスの急激な変化で沢山の症状が現れますが、いつ何がどのくらい症状として現れるかはお1人おひとり異なりますよね。出産経験のあるお客様からは「第一子と第二子の妊娠ではそれぞれ症状が全く違った。体型の戻りも年齢のせいか全然違う」なんてお話もよく聞きます。遺伝はあまり関係がないのか「母親はまったくつわりがなかったらしいのに、私はひどかった」とか。

更年期の諸症状については、約1年前のブログ記事が参考になると思うので、ぜひどうぞ!

■そうか、更年期だったのか

この記事内のゲスママの神田つばきさんのコラムがリンク切れになっていたので、それも修正して更新しています。なかなか口にしづらいとされていることを率直に書いているので、一読してまず損はないかと。

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「まだ40代のころの私は、「もしかして、更年期障害?」と考えることすらイヤでした。
それは年齢に負けてしまうことだ、もっとアゲレッシブに生きたい!
気合いを入れて生活していれば更年期など来ないのではないか……と、そんなふうに思っていました。あのとき、意地を張らないで婦人科にかかっていればよかったのに。」

「女性の一生は産めば産んだで苦労があり、産まなかったら産まなかったで苦労があるものです。
それなのに、「産んだら産みっぱなしで母性愛に欠ける」と非難される人もあれば、「子供を産んだこともないから愛情が乏しいのだ」と言われる人もいます。
どちらの発言もその人を傷つけ、否定するものですし、なぜ女性だけがこのように厳しく評価されなければならないのか、と心が痛みます。」

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神田つばきさんのこの心境、すごくリアルですよね。そして女性ホルモン値検査の健康診断への組み入れはすばらしいアイデア!

うちの姉は20歳で第1子、その後第2子出産とつづき、現在姉は41歳(私より1つ上)。上の子が20歳。この子に20代のうちに子供ができたら私は40代で「おばあちゃんの妹」(←って何て呼ぶんだろう?)になる。動物としての身体のありかたと、寿命50年が明治頃まで当たり前だったことを踏まえると、やっぱり45歳以降の更年期世代は孫育て世代なのですよね。孫育てを手伝ったあとに亡くなり、遺伝子を子と孫が引きついで生きていく・・・この繰り返しなのがよくわかります。


更年期世代は、イライラ、指のこわばり、ホットフラッシュ、めまい、頭髪の脱毛、発疹、高血圧、動悸、額やうなじの発汗、口回りの産毛の剛毛化でヒゲが映える(老眼で気づいていないことが多いのでよーくチェックしてみましょう!)、抑うつなどの症状が出る方も少なくない
。婦人科系のがんなどの罹患率も上がります。

では40代~50代にかけて大変なこととは?
続きは明日。