ロレッタブログ

加齢と筋肉量の低下 - 2017.10.23

パーソナルパワープレートやパワープレートをご自宅でのトレーニングに活用されるお客様も増えてきました!
サロンから新宿まで歩いてお帰りになるお客様も続々現れはじめて素晴らしい!うちから小田急ハルクまでは早歩きで約25分。ほんとあっという間ですよ~ヒルトンホテルまではたった15分だし。このブログが刺激になっているようでうれしいです!!この調子で良い方向にぐんぐん自分自身を育んで伸ばしていきましょうね!!加齢に唯一抗えるのが筋肉です。ホルモン分泌も高まるのでお肌をはじめ、全身的に調子がよくなりますよ!

加齢により筋肉の量は低下します。筋力は30代から年に1%ずつ減少しはじめて、さらに50代で急激に減少していくことがわかっています。特に上半身よりも下半身。腕よりも脚なんです。そのなかでも特に膝を伸ばす力(大腿四頭筋)が著しく低下します。だから低い段差でもつまづいたり転ぶことが増える。特に大腿四頭筋は加齢で落ちやすく、25歳~30歳がピークで、その後30歳~80歳までの50年間で50%、つまり半分に減ります。2本脚が1本脚の筋力になるわけ。現在55歳の人は、25%減っているということになります。

体脂肪率が低いのを引き締まっていると勘違いして油断する女性も多い。しかし、日常生活で腕や手を使う作業(PC、家事、お手入れなど)で使う必要最低限の筋肉がなんとか保持されているだけで、姿勢維持筋や体幹、下半身の筋肉は私が見る限りではずいぶん衰えている方が大半。要するに、体脂肪率も低いが筋肉量も低い身体。こういう身体が老化が早いんです。

さらに意識しづらい背中の筋肉は20代の頃と比較すると40代で70%、50代ではわずか50%まで減少します。したがって、30代で猫背で姿勢が悪い人は、50代で相当背中が丸くなっています。いわゆる「腰が曲がったおばあさんの姿勢」に近い。

こうなると、いくらファッションやメイク、スキンケアを頑張っても、若々しく溌溂と見えないんですね。姿勢や体型には、それだけ強いインパクトがあります。加齢とともに伸筋が衰え屈筋優位になり、重力に負けてこうなる。

若い頃とたいして変わらないつもりでも「久しぶりに走ってみたら足が上がらない」「頭でわかっていても身体がついていかない」という話はよく聞きますよね?動きが鈍くなるのは脳・筋肉・神経系の機能が衰えてきているから。これは体力と筋力が著しく低下しているサインです。

加齢は避けられず、誰もが老化するもの。それぞれの年齢にふさわしい定期的なエクササイズや食事、生活習慣の管理で、予防と改善に努めましょうね!!