ロレッタブログ

あなたがまず心を配るべきなのは、自分自身です - 2017.11.15

9月初旬のブログで「自分の幸せのために、誰に教わるか、誰と過ごすか、誰と生きるか、人選は最重要課題。自尊心があれば自分が自分自身に適当にふるまうことはできません。私は自分を高めようとする人が好きですし、そういう人とこれからも人間関係を築いていきたいです」と記したところ、この考え方に共感してくださるお客様が驚くほど多かった。ということは、だらしない人がもたらす悪影響を実感している人がそれだけ多いということですね。(笑)

ナディーヌ・ロスチャイルド夫人の著書でぴったりの表現を発見。

「あなたがまず心を配るべきなのは、自分自身です。」
「もしあなたが一人暮らしなら、部屋は常に綺麗に片付けるべきです。ひとりでお茶を飲むとしても、ふちの欠けたカップなどではなく、いちばん上等なカップを使ってください。家でひとりで夕食をとるなら、帰りにお花とおいしいデザートを自分に買ってあげましょう。」

これは、心理学の割れ窓理論でも言われていることらしい。建物の窓が壊れているのを放置したままだと、誰も注意を払っていない象徴になり、そのうち他の窓も壊されて地域全体の荒廃に繋がっていくというもの。汚れていて叩かれた跡のある車と、ピカピカできれいな車と、2台並んでいたらあなたはどちらを棒でたたきますかと問われると、やはり多くの人は汚れた車のほうを叩きやすいわけ。

それほどセルフイメージというのはとても重要で、その良し悪しが人の生活や行動に大きな影響を及ぼすのだそうです。ロレッタのお客様は、普段着やルームウェアでも女性らしく清潔感あるものを纏っていたり、行き届いた掃除やライフスタイルと調和したインテリア、お花を欠かさないようにしていたり、裁縫やガーデニングが得意だったり、エクササイズも前向きに取り組んだり、日常が心豊かになるよう工夫している方がすごく多いんですね。これには富裕か否かは関係なくて、少しのことを粗末にせず、でも神経質や完璧主義や潔癖、見栄っ張りとも違う。忙しくても女性でいること、まず自分が心地よいこと、心身ともに健やかでいることを忘れていない。プライベートや仕事でいろんなことがあっても「よくなろう」とする心持ちがすごく伝わってきます。

こういう方々を見ていると今の自分を自分でもっと好きになれるように、何よりもまず自分を丁寧に扱いかまうことで、他の人も同じように大切に扱えるようになるのだということがよくわかる。だから周囲の人からも大切にされているんですよね。

つまり、この真逆をいくのがうまくいかない人なわけ。
これも仕事やプライベートでいろんな方を観察する中で気がつくことなのですが、自尊心が幸せに欠かせないものだとよくわかる。

その真逆のパターンについては、明日記しますね。