5大言い訳？ - 2018.03.05

池谷敏郎先生の本を読んでいたら、面白いことが書いてありました。
私が日常生活で運動量を増やす方法のブログ記事で、「忙しい」「時間がない」「お金がない」が運動しない人の3大言い訳、と記したのだけど、先生によると他にもあるらしい。

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患者さんの中には、いくらお願いしても運動しない、できない人が少なからずいらっしゃいます。ふだん運動していない人にとって、「運動を始める」ことはいかにハードルが高く、大変なことかを、30年近い臨床経験から痛感しました。

「暑いから」（運動できない）
「寒いから」（運動できない）
「ひざ（腰）が痛いから」（運動できない）
「時間がないから」（運動できない）
「花粉症だから」（運動できない）

これが、患者さんが口にする「5大言い訳」です。この言い訳を並べると年がら年中運動できないことになります。（笑）

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お洒落な洋服と若々しい肌でも、身体つきや姿勢や身のこなしはすっかりおばさんorおばあちゃんという有り方では、決して美しいとは言えません。
全身において顔よりも身体のほうが占める面積が大きいので、それだけ印象を左右するところをスルーしているのはとってももったいない。もしかすると、首から上しか映らない鏡（洗面台の鏡や手鏡）しか見ていなのかも。そもそも自宅に全身鏡が無いのかもしれない。

うちにエクササイズに通い始めたお客様方はもともとポジティブ思考の方が多いけれど、運動することでさらに活動的になり、表情も笑顔がもっといきいきしています。最初はできなかった腹筋やオブリークスも、体幹が安定して少しできるようになってくると「年齢と共に衰えるのは仕方がないとおもっていたけど、そうじゃなくてやれば本当に自分にはまだまだ進化する余地があるのね！」と気づいてくださる。自信も出てきてワクワクしている様子。だから動くことがもっと楽しくなる。体力が向上すると生活全般の活動性も高まるので、1日の中でできることも増える。「以前は何かやると疲れてすぐ横になって休んでいたのに、最近はちっともそういうことがない。自転車も処分して車も乗らなくなったのに、前よりもずっとたくさんの用事が済ませられるようになった。おかげで自分のストレスも減ったしとても気分がいい」とおっしゃいます。

側でみていても、お肌もつやつやピカピカ度が増して、心身ともにより良い方向にすくすく伸びて言っているのが、よーくわかります。自分がよいほうに導かれて、自分の可能性を信じられるのって、消費や浪費よりもよほど幸せと充実感を感じられるもの。
週1のエクササイズでお通いの皆様も、いよいよとりかかろうと決めた方も、ぜひこれからも共にがんばりましょうね！