ロレッタブログ

信頼に値するか徹底的に検討してください - 2018.06.04

この数日、連続で美容医療とエステの悪質広告、詐欺が報道されましたね。

ロレッタが都度現金払いなのは、詐欺まがいのトーク至上主義の美容健康業界の風潮と完全に線引きしたいからです。私はまっとうで、正直で、真面目な商いをしたいんです。だって、お客様が一生懸命働いて費やした時間や稼いだお金を、「広告に釣られて試してみたけど結局ハズレでした」みたいなサロンやクリニックで無駄にするのは、本当にもったいないと思うから。

足を運ぶ前にまず自分の身体や皮膚を預けるに値するサロンやクリニックかどうか、徹底的に検討してください。HPのように誰でも見られるオフィシャルな媒体で経歴の詳細を明らかにしていない場合は、「知られると困る程度の経歴」ということです。

本来ならばこういうことをいちいち書きたくないんですが、悲しいことに美容業界は良くなるどころか悪くなる一方です。正しい知識を得て、ユーザーにとってベストな選択ができるように願いをこめて、あえて今日は業界の現状を記しますね。

・エステ
スクールやカルチャーセンターに少々通っただけで独立開業するパターンが多い。
「エステは客として利用したことはあるけど、これまで人の身体や顔を触ったことはないです」と現場経験が皆無のままの開業者も珍しくない。マッサージベッドと化粧品を仕入れて、化粧品メーカーの1日講習で決められた手技と施術の流れを丸暗記してサロンメニューにしている。(←肌質や肌悩みの見極めはできないのでトラブルが頻発する典型例)

手技に自信がない店ほどマシンに頼るのも特徴。脱毛、痩身はマシンさえ仕入れればどうにかなるので。フェイシャルもマシン頼みで「手技はオマケ程度にやるレベル」というお店が多い。
あとは、ラグジュアリーな施設と立地に雰囲気はあるが、技術と知識は浅いというパターン。

ロレッタに同業オーナーが相談にいらっしゃることもありますが、なかには「3か月前にメーカーの講習は受けたんですが、自分がホームケアで何を使ったらいいのかわかりません。沢山の製品を仕入れるのは面倒なので、基礎的なラインだけ取扱いしてます」「物件借りました。クーポン雑誌掲載も1年契約しました。化粧品仕入れました。マシンも買いました。メニューと価格とコンセプトは決まっていません」とおっしゃる方も・・・。と思う方もいました。そのような志の低いエステティシャンやセラピストに施術をされたお客様は、もっと気の毒だし可哀想です。その方を信頼して足を運んだお客様の気持ちを思うと、心が痛みます。

・美容医療
婦人科医なのにボトックス注射を患者に提供しはじめる。皮膚科医じゃないのにエステをやっている。化粧品の事を知らないのにスキンケア製品を売り出す、等々、枚挙にいとまがない。
医者が本領発揮する分野は、そもそも医大で教わった「怪我や病気の治療」のはず。しかし、保険診療よりも楽で簡単に儲けられそうな分野に走ってしまっている。(←トラブルが頻発する典型例)

だから、まず経歴を熟読してください。どんな経緯でその人が今の仕事に至ったのかを、経験値や修行時代も含めて多角的に検討してください。
わからないときは私に相談してください。ロレッタのお客様はもう今更言うまでもないぐらいによくよくご存知かと思いますが、美容外科、エステ、化粧品、健康食品、トレーニングを問わず、私は全て正直に嘘偽りなく回答しますから。

私は大学生の頃から大手エステでバイトをはじめ、ソシエやゲランといった仏コスメを扱うエステティックの王道といえるサロン、ニナリッチ、エスティローダーなどの外資系化粧品会社の本社に勤務して、その後も沢山のエステや化粧品ブランドからお声をいただいてきました。独立してからは個人や中小規模のサロンの経営状況の話もよく聞くので、内情はよくわかるんです。

「今なら3万円のコースが2万円!」などと謳うお店は、いつでもキャンペーンやってます。「入会金無料!」のところは、大抵いつでも入会金無料です。定価で施術に通っている人が、そもそもいない店です。

だってね、そのお店に何年も通ってくれている常連さんがいるなら、そんなキャンペーンありえないと思いませんか?自分は毎回次回予約を取って帰っていて定価でお支払いをしているのに、自分の知らないどこかの媒体で半額とか1万円、2万円とかの大幅割引キャンペーンをやっていたって知ったら、どう思いますか?腹立ちませんか?せっかく気にってリピーターになっている自分がが定価で、キャンペーン来店のお客さんは大幅割引って、サービスをする優先順位が逆だと思いませんか?

「無料モニター」も無料では済まないです。
もし施術が無料なら、化粧品や健康食品を結構なボリュームで購入することになります。化粧品が無料なら、施術代は別途請求されます。それも回数券制である程度まとまった金額でね。何もかもが完全に無料の無料モニターなんて、生きていくのに全てお金がかかる資本主義のこの世の中に、ありえないんです。エステにローン組むのはバブル時代に広まった商売のやりかたで、今の時代にやるべきことではないです。

美容皮膚科も、最近はうちにもチラシで「シミ取り1200円」とか書いてあるけど、小さな文字で「1ショット」とか書いてる。(笑)これちゃんと読んで気づいてますか?どういうカラクリか分かりますか?
たった1ショットでとれるシミって、めちゃ小さいので、ありえないんですよ。
そもそも広告に釣られてクリニックにやってくる患者さんは、そこそこ目立つサイズの濃い目のシミがあると思うんですよ。チラシに釣られて気になるシミにレーザーを受けにいったら1,200円で済むつもりが数万円請求されるのがオチです。

もうね、私は腐るほど見てきたんですよ。お客様からの予約の電話に「カモが来た」と言っていたり、消えようもないシミに「これ塗ったら消えますよ」とか言うエステティシャン、オーナー、美容部員を、腐るほど見てきたんです。

これは私の個人的な意見ですけどね、仕事って1日のうちかなりの時間を費やしますよね?私たちは「人生」という限りある時間の大部分を仕事に捧げるわけです。その膨大な時間を過ごす場で、人を騙したり、せこくて、お客様をカモとしか見ないような人間性の低い商いを平気でできるようになった人が、プライベートにおいて、家族や友人に誠実でありつづけられると思いますか?絶対に、そんなはずがないんですよ。

仕事がいい加減な人は、プライベートでもいい加減です。
人を大事に扱わない人は、物も大事に扱えません。
人の始末がぞんざいなひとは、仕事の始末もぞんざいです。

だから、もう一度書きますが、まず安易に足を運ぶ前に、果たして信頼に値するか、自分の身体や皮膚を預けるに値するサロンやクリニックかどうか、徹底的に検討してください。わからないときは、とにかくまず私に相談してください。美容外科でもエステのメニューでも化粧品、健康食品のことでも、私は全て正直に嘘偽りなく答えます。

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■ビフォーアフターや「○○%の効果」は禁止 美容医療のサイト広告に規制の網

「あの有名モデルも通う」「○○%効果がある手術」「今なら○○円でキャンペーン中」…… 2018年6月1日から、インターネットに氾濫する美容クリニックなどの医療機関のウェブサイトの広告が規制され、虚偽や誇大、不適切な内容が禁じられることになった。 改正医療法が実施され、これまで新聞やテレビのような「広告」に入らなかったウェブサイト上の掲載内容が「広告」とみなされ、規制の対象になる。

国民生活センターでは2018年5月、「詳しい説明のないビフォーアフター写真や、根拠のない体験談も禁止されます」とネットユーザーに注意を呼びかけている。
「美容医療サービスを受けるには、自由診療であることと、新しい施術も多いことから、リスクや副作用を十分認識したうえで、情報を集めて検討する必要があります。複数の医療機関に当たったり、都道府県にある医療安全支援センターに相違団したりしてください。また、問題のある広告をウェブサイトに載せているクリニックとは絶対に契約しないようにしましょう」

■エステ詐欺で8億円超の荒稼ぎ
女性客264人にウソをつき、ローン契約させて、カードをだまし取ったとして、警視庁生活経済課に詐欺容疑で逮捕されたエステサロン経営者・岡田真由美被告(44)ら女4人の初公判が1日、東京地裁で行われた。

 岡田被告ら4人は、2015年10月~16年2月ごろSNSで女性に「モニターにならない?」とエステに勧誘。数百万円のコースを提示し、ローンを組ませ「当社の業績は好調なので、カードローン会社に全額返済できる」と言ってカードを奪った。被害額は3億4000万円にも上る。