ロレッタブログ

トレーニング習慣化のコツと対策 - 2018.11.30

「毎日運動したいけど、時間がない」という人が、トレーニングを習慣化するためにしておきたいことについて。
今日から3回に分けて記しますね。

習慣化のためにしておきたいことは2つあります。
1つは時間管理、2つはくじけそうになった時の備え。

(1)自分の行動の無駄を洗い出す

誰にとっても1日は24時間=1440分。
1日8時間睡眠なら、残りは16時間。
仕事(9時~17時就業で8時間)と生活のための時間(食事や入浴などのグルーミング含む)を差し引いた残りの時間を算出してみましょう。それがあなたにとっての新しいチャレンジに使える最大時間枠です。
「残りの時間が無さすぎる」という人は、1日の活動から自分の行動の無駄を洗い出してみましょう。

運動の最重要課題は継続です。しかしそのために1~2時間以上のまとまった時間が割けない人にとっては、運動のクオリティがより重要になるでしょう。

スキル獲得のためには、期間をなるべく開けずない、粘り強い反復練習が絶対的に重要です。
できるだけ早くスキルを獲得し、向上したいなら、ぼーっとスマホを眺めている時間はないはず。ついつい見てしまう気持ちもとってもわかるけど、本来やりたいことに支障をきたすほど頻回に気が散るなら、扱い方を再考しましょう。

あらゆる日常動作もトレーニングの機会になります。怠け心で身体を動かすか、意識して動かすか。しゃがむ動作だって、荷物を持つ動作だって、やろうと思えば全てトレーニングになるんですから。生活に密着した動作は反復練習の機会に恵まれているのだから、意識しないままなんてもったいない!
果たして運動する時間は、本当にほんとうに、無いのでしょうか?
ご自分の胸に手を当てて、よーく自問自答してみましょう。

人間は便利に流されてしまうだらしなさを内包した生き物です。
誰だってサボる理由ならいくらでもあげられます。
いまどきの働き盛り世代に、暇な人なんでまずいません。
本気で変わりたいのであれば、自分の活動の無駄を洗い出せば、こうして自分ためにしてあげられることは、きっと何か増やせるはずです。そしてそれはきっと自分の人生を自分でコントロールして修正できたという新たな自信の獲得にもつながるはずです。

あとね、「時間が無い」を言い訳にしてずっととりかかってこなかったことって、実際には時間ができてもやらないことが多いです。時間ができたらできたで「毎日暇でメリハリがないから、新しいことを始めるのがおっくうになっちゃった」となりがちだったりします・・・。

毎日が用事をこなすだけでなんとなく過ぎてしまうか。
忙しくても自分のために今できることを少しでもやる人になるか。
人や物やチャレンジを拒絶して、自分の選択肢を狭めて、チャンスを失い続けるのも自由。
どう生きるか、どうあるのかは、当人の選択の自由です。
やらない&できないの言い訳にしがみつく人は、溌溂と生きる目的まで見失ってしまっているのかもしれませんが・・・。

人生紆余曲折あれども、最終的には地に足をつけて、ご自身の幸せのために真に賢明な選択をしたいもの。
よりよく生きようとするお客様のサポートにとことん徹することができる毎日は、私にとってほんとうにやりがいがあってありがたいことです。毎日お客様から、いろんな人間のありかたを教えていただいています。

今年もまだあと1か月もあります。日々できることを、共に、そしてご自分なりに実践していきましょうね!

続きは明日。