ロレッタブログ

AdancedPilates上級ワークアウト - 2019.02.08

ストットピラティスの上級エクササイズのマニュアルには、日本語版がありません。アカデミーでは英語版を使用します。

これは、上級エクササイズが一通りこなせるぐらいの身体レベルまで上がってこられるほど、自分のために根気よく熱心に長年ピラティスに取り組む人が少ないという現実を反映しているようです。つまり、このブログでも何度かお伝えした自分の失敗の根源にある移り気で他力本願のメンタルを変えないまま、ただ気のむくままに色々なエクササイズに手を出してはすぐに結果が出ないとあきらめて、また次に移るという無為な行動を懲りずに繰り返す人が圧倒的多数という現実を意味しているのではないかと思われます。

マスコミは次々ブームをしかけるのが仕事なので、消費者が真に受ければ受けるほど、いろんなものに次々目移りしてしまうのは無理もない。仕掛ける側の発想を持たないと、こういう仕掛けに踊らされつづけてあっという間に何年も過ぎてしまったりします。数十年生きてきたんだから、そろそろ世の中のからくりと自分の弱さを自覚するぐらいの客観性は備えたいものです。

筋肉の名称もなにもかも全部英語なので、地道に憶えてきていてよかった!元々は英語でマッサージに関する文献や資料を読みこなせるようになりたくてコツコツ独学で勉強していたのです。勉強しはじめたころはピラティスにもまだあかったので、こんな風に未来の仕事に役に立ってくれるとは思ってもいませんでした。色んな勉強が全て実を結んでくれて、私は本当にラッキーです!

自分のために、コツコツ、日々、今できることを実行すること。この気の遠くなるほどの修正と反復の延長線上にある未来の身体に、精いっぱいやってきた自分の結果に、心からの「OK」を出してあげられるように、これからも私がずっと続けたいことがピラティスです。そう思えることと出会えたのは、私の人生で本当にほんとうに大きな幸運です。自分が自分の一番の味方ですから、教わったことを大事にこれからも自分なりに育んでいきたい。たくさんの驚きに遭遇する学びの過程は、やればやるほどまだ知らないことが多いことに気づかされますし、知りたいことはますます増えていく。そのキリのなさが本当に楽しいです。常に更新と進化をつづける自分に、これからの将来も出会えるのを楽しみに年を重ねていきたいです。

私は「人生で一番大事なのは本人が幸せを感じられると」と考えます。なので、 エクササイズもスキンケアもなんでもそうですが、本人がやりたかったらやればいいし、やりたくなかったらやらないのも自由。最後に決めるのは本人なので、 やるもやらないもそれぞれが自由に選べばといいと思います。