ロレッタブログ

ジーベーガー ブラジルナッツ - 2019.05.09

お客様に「大きい!」ととても驚かれるブラジルナッツ。意外とまだまだご存知無い方が多いみたいなのでご紹介しますね。ナッツはビタミンEばかりがクローズアップされがちですが、ブラジルナッツには微量栄養素のセレンが豊富です。味はあっさりしたカシューナッツみたいな感じで、癖はないです。

いつもジーベーガーのブラジルナッツを京橋かヒカリエの明治屋で購入していたのですが、小田急ハルクの明治屋でも取扱いが始まって嬉しい。明治屋にはヘーゼルナッツとか珍しいナッツが多いんです。

ナッツに限らず、同じ食品ばかりを食べているとアレルギーを起こしやすくなるといわれています。たしかに農耕以前の自然界では、同じ食物を365日一定量収穫しつづけられる事態はありえないですもんね。それだけ人間や生き物にとって不自然な食の在りかたということなのでしょう。

旬の食材を頂くことが最も栄養摂取に望ましいのは今更言うまでもないことですが、食材のバリエーションも豊かにすると自ずと過不足なく身体に必要な栄養が摂取できます。

そういう点では好き嫌いはやはりできる限りないほうがのぞましい。子供の頃に苦手だった食材も、大人になるにしたがい味覚も成長して舌も肥えれば、調理法や味付けや火入れが変わればとてもおいしくなったりすることに気がつきます。オープンマインドで積極的に食を豊かに楽しめるよう、味覚の幅を広げて、苦手意識の払しょくに努めていきたいものですね。

といいながら、私が唯一苦手なのがチアシード。見た目が子供の頃にさんざん池でみかけたカエルの卵にそっくりすぎて、どうも口に入れる気がしないんです・・・。あと、スムージー。お腹がいっぱいにならないというのも理由の1つなのですが、個人的にはどうやらドロドロするものはポタージュ以外はなんだかしっくりこないことに気がつきました。自分でも「これは何なんだろう?」と考えを巡らせていたのです。

しかし、咀嚼機能の必要性を考えたときに「食事を飲んで済ませる」というスタイルがそもそもしっくりこないことに気がつきました。今現在どんなに口腔環境を丁寧にメンテナンスしていても、長寿や疾病の影響次第では口腔環境が悪化して、食べたくても流動食しか選択肢がない日が来るかもしれないわけですよ。本来の食物の摂取方法ではないわけ。苦手なはずです。

それをふまえると、自力でまだ噛む力が残っているのに、その機能をいかさない流動食に今のうちから変えなくてもいいような気がして、昔買ったジューサーは姉に早々に譲ってしまいました。(笑)