古本から推測してみた - 2019.06.15
数年前購入を考えたことのある専門書が、古本でみつかったので購入。一見汚れもなく、とてもきれいでパッと見は新品同様。
パラパラめくると、かつての所有者の勉強の形跡が(笑)。基本中の基本の単語に囲みの赤ペンだから、運動力学や解剖学のビギナーのかただったのかな?
膝、股関節、歩行、舌骨のページに赤ペンが集中している。
理学療法士を志す人だったのかも?
人が自立不可能になり、亡くなるまでの過程は大きく分けると3段階あるのです。
- 歩行困難になる
- 食物を呑み込めなくなる
- 死
という順に進むのですが、その基礎となるところに赤ペンが集中的に入っている感じがします。
「なるほど、ここがわかりづらかったのね」などと、お会いすることはきっとないであろうどなたかに思いをはせながら、ページをめくるのが楽しいです。(笑)
非常に優れた教本だと思うのだけど、本体はカバーも折れたり擦れていなくてとても綺麗だから大して読み込まなかったのかな?教本は「これ!」と思った1冊を、本体からページがバラバラにほどけてくるぐらい徹底的に読み込んで勉強するといいですよね。