ロレッタブログ

南国に移住もありかも - 2019.06.21

高知は人口減が激しいのですが、移住促進の働きかけで南国ならではののんびりした暮らしを満喫されている方も多いようです。

→●高知家で暮らす 高知県での移住・田舎暮らし支援サイト

南海トラフは心配だし、身近な人達が災害に見舞われないようにとは思うけれど、どこに住んでも地震からは逃れようがなさそうなのが日本だし、地震が無くても豪雨や大雪による被害も頻発しているわけで。

セキュリティ万全で耐震構造もばっちりの家を建てたところで、隣の火の不始末で延焼することもあるかもしれない。隣人にメンタルが不安定な人が引っ越してきたり、認知症の症状が騒いだり徘徊するような方向で現れてしまう隣人も出てくるかもしれない。 老後のためにお金を沢山貯めたところで、共に楽しむ家族も友人もいないとか。そこで人恋しいあまり、優しそうな人を招き入れたら結局詐欺師まがいで大金がなくなるとかもありうる。 阪神大震災では通りのこちら側がとむこう側で被害のレベルが全く異なっていたりしたそうです。

住む場所や建物を選んでお金さえあれば一生涯安心が保証されるなどということはない。選べるのであれば選べたほうがよいけれど、誰でも最後はやっぱり運。

ちなみに、地元民は一人一台ぐらいの感覚で車を運転しているぐらい主な移動手段が車。だからそもそも歩行者が少ない!道が広い!後ろには山、右には川、左にも川、前には海みたいな環境。

ここまでスカスカだと、最近頻発している人口密度が高い都市の超混雑した駅前での自動車事故みたいなのが起こる可能性は、とても少ないんじゃないかと思います。 (ホームセンターやスーパーの駐車場なら危ないか。 )田舎で運転ミスしたら、この3択でしょうか。

  1. ガードレールを超えて海に落ちる
  2. 畑に突っ込む
  3. 川に突っ込む

高知駅の画像を探してみました。ほら、こんなにのどかで軽ばっかり。(笑)

東京からの移住者は、長野や山梨に向かう人が多いらしいのですが、高知は雪かきをするほどの雪がまず降らない温暖な気候です。台風は毎年いくつも来るけれど、基本的に1年を通じて快晴。野菜も果物も魚も米も二毛作(←米余りなので最近はやらないらしいけど)で豊富に採れて、日本酒も美味。

そして家賃が超安い。土地はありすぎるほどあるので、戸建てもマンションもとにかく広い!!!たとえば、中野坂上で徒歩10分以内の3LDK・70平米・築30年中古マンション相場は安くても最低で5000万円台。6000万以上がまず普通らしい。

しかし高知なら超便利な立地(目の前に路線バスと高速バスのバス停留所、路面電車の駅、イオンまで徒歩2分)で新築が3500万円です。(笑)むしろ70平米だと「たったのそのぐらいでいいの?狭くない?もっと広いのにしたらー?」ぐらいのノリです。(笑)

賃貸なら2LDKマンションで家賃5~6万。車は実用本位でこまわりのきく軽自動車があればOK。

家もマンションも物価も安いし、海も山もすぐそこにあり、川も美しい。人はのんびりしているし、面白がりで豪快でおおらかな県民性。そのぶんだけ少し喧嘩っぱやいかもしれない。お金は大事だけれど、無くても物々交換や労働交換で成り立ってしまうし、土地余りだから作りたければ野菜もハーブも好きなように栽培できちゃいます。だから、ある意味では貨幣経済に頼りきらなくてよいです。(笑)

しかし働くとなったらめちゃくちゃよく働くので、女性は愚痴と文句をいいながら夫に頼る生活を送るよりも、さっさと子供を連れて自分たちで生活をはじめます。文句言ってる時間のほうが無駄だからね。その潔さはある意味フランス的というよりも、むしろスペインやキューバとかの南米に近い(笑)。

こんな感じの南国だから、神経症的で競争とマウンティングに明け暮れがちな高人口密度の都会暮らしに消耗した人が、高知に移住したくなるのは無理もないかもしれませんね。