ロレッタブログ

ウィークエンド キネマ M - 2019.06.23

映画監督の安藤桃子さんはすっかり高知が気にいって2014年から高知市に移住したらしい。そして映画館まで作ってしまったそう!

→●ウィークエンドキネマM

→● 安藤桃子×丸若裕俊「日本のアイデンティティは“高知”にある」

安藤さんが「映画館をつくりたい」と言ったら、たった2か月半で空きビルが映画館になったらしい。フットワークの軽さは県民性。イラチ(せっかち)で面白がりだから、「やりたい!」って熱意をもってプレゼンすれば、おそらく高知では大抵のことは実現するんじゃないでしょうか。逆に、やる前からあれこれうだうだ理屈こねたり神経質なことを言う人は、まず嫌がられますね。(笑)『アウト×デラックス』に安藤さんが出演された放送も観ましたが、とっても楽しそう!

→●安藤桃子の革命(1)「高知から映画でハッピー」

例えば、映画などの制作。 「撮影監督などトップは東京から来てもらい、高知の力のある人たちがスタッフに付く。東京で3日かかる撮影でも、融通の利く高知なら1日。街中も自然も撮れる。三脚を置いただけで通報されるようなことはありません」
 父で俳優・映画監督の奥田瑛二さんが近くつくるCMも高知で制作するという。
 「東京に仕事に行くのではなく、東京の仕事を高知に持ってくるのです」

桃子さんの考える、高知の手本は米オレゴン州のポートランド。人口は高知県より1割少ない約63万人。今世紀に入り、環境に優しく、地産地消で外食がおいしく、全米一住みたい都市として、国際的にも脚光を浴びている。
 「ポートランドは創造的な人々が移住し、街づくりの一端を担った。高知は地産地消など似ているところが多い。世界が羨む地域になれる」

先日結婚した南海キャンディーズの山里さんご夫妻も会見で指輪を買うよりもそのお金で高知に行きたいって言ってましたもんね。たいへんな高知贔屓らしい。

→●「高知の夜にがっちり抱かれた」 山里亮太さんが語る愛

2014年の東京都知事選に立候補して、インターネットやツイキャスで主な選挙活動をした家入一真氏も数年前から高知にすごく入れ込んでますよね。

→●“ミニ東京”はもうウンザリ 家入一真氏が語る、オンリーワン地方都市「高知県」の魅力

日本で最も年収が少なくて、学力最下位で、高齢化は最も進んでいて、医療費もNO1、離婚率もNO1、森林率もNO1。そんな高知は日本の未来の縮図みたいな感じ。そんな様子でも人々は楽しく陽気にのんびり暮らしているし、本音でバンバンやりあうので、東京でしがらみやおためごかしや建前に辟易している人は、カルチャーショックをうけるのかも。なにもかも照らし出すようなまばゆい南の太陽の下で、往生際の悪い態度は通用しません。(笑)