ロレッタブログ

【パワープーレート】骨合成に有効 - 2019.09.14

骨密度の維持と向上には、重力を踵で受け止める衝撃が必要です。 パワープレートは3次元の振動のうち、上下の振動が最も多いので、骨合成に有効なんですよ。公式サイトには研究論文のいくつかが掲載されています。

→●パワープレート®トレーニングは骨を形成する

女性は自分に甘い人がとても多いので予めここに書いておきますが、お散歩レベルのダラダラ歩きは、効果はありません。週に1回沢山歩くのも、意味ないです。女性なら閉経後は骨粗鬆症が高く、大腿骨骨折や寝たきり、認知症にまっしぐらで命取りになるのはご存知ですよね。しかし皆さん全く運動強度も頻度も足りていません。

パワープレートなら、週3回、1回につき15分以上のトレーニング最低限半年以上継続すると骨合成促進に有効です。

上の表では、左側に行くほど骨合成に効果があり、右側に行くほど骨合成に効果がない運動が記されています。つまり、骨合成促進目的でパワープレート以外の運動をするなら、左側の2つ(Highly-Osteogenic、Modertalely-Osteogenic)の運動が必要なのです。

私もサロンで常々「自転車や水泳は骨には全く意味ないですよ」とお伝えしていますが、この表でも一番右側(Non-Osteogenic)にありますよね。過体重で下肢の関節に負担がかかり、股関節、膝、足首が痛くなるとアクアビクスなどプールでの運動を好まれる方が増えるのですが、本来の健康と取り戻したいなら、まずは関節への負担を軽減するためにも体重を減らして、もっと骨合成に効果な運動も加えるべし、なのです。

表の左から2つ目にある「Brisk」は、きびきびした早歩きという意味です。隣の人と話すには息が上がってしまっていて難しいぐらい、つまり「もう少しで走り出すぐらいの早歩き」「競歩ぐらいのスピード」だと思ってください。このスピードで歩けば、心拍数もかなり上がるはずです。

「Impact Aarobics」は両足が一度に離れる運動のことです。しかしながら、ご想像のとおりこういう衝撃は半月板や軟骨に負担が大きいので、お勧めしません。ランニングやマラソンで関節を故障するのと同様ですね。

軟骨や半月板などのクッション材は消耗品です。一度壊れたら元にもどりません。寿命が延長しているのにもかかわらず、このような大切な消耗品を早々に傷めてしまうランブームは、気になりますね。