ロレッタブログ

LIFE GOES TO THE MOVIES - 2006.09.06


「この本は、雑誌‘LIFE‘とその生涯の‘恋人‘- 映画との恋物語の総決算である」と評される写真集。
淀川長治監修で1976年に刊行された、ボックス入り、厚さ3.5センチ、34cm×27cm、306ページのこの大型写真集は、「The Stars 栄光のスターたち」、「The Buildup スターへの道」、「The Movies 名画ハイライト」、「The Studio 映画作りの秘密」、「Behind the Scenes 素顔の映画人」の五部構成。
この30年以上前の古い写真集と出会ったのは、高校生の頃にほぼ毎日足を運んでいたお気に入り古本屋でした。
いつもちょっと気のきいた本があって、店主と趣味が近いのかしら、と思いつつ贔屓にしていた、ある日、そこの棚で運命的な出会いをしたのです。
1930年~1960年代のハリウッド映画が大好きで、当時のありとあらゆる映画を見ていた私は、もうこの本を見つけた瞬間、うれしさのあまり飛び上がりそうになりました。もちろん、即購入。
大事に大事に包んでもらって、自宅でゆっくりとページをめくりながら楽しんだものです。
スターがスターであった時代独特のきらびやかさがまぶしい、大切な一冊。
現在でも、オークションなどで入手することが可能のようです。
洋画好きの方は、ぜひ探してみてください。

‘バーバレラ‘のジェーンフォンダに、‘007 ゴールドフィンガー‘で全身金粉で覆ったシャーリー・イートン、‘俺達に明日はない‘のフェイ・ダナウェイの最期などなど。