ロレッタブログ

大輪のエスペランスと春のアネモネ - 2007.03.17

今日は午後から急に時間が空いたので、いつものOnFlowersさんに花を買いに。
フラワーベースや鉢植えも相談したかったので、いろいろとお話しつつ選んだのは‘エスペランス‘という大輪のバラ。
百合と一緒に保冷庫で出番を待っている様子。

アフリカやインドから空を飛んでくるのだそうで、‘エスペランス‘はスペイン語で「希望」なのだそう。
中心はピンク、花弁の外側が薄いグリーンという、とっても珍しい色合いで、カップ咲きのように満開でもころころしているそうです。
一輪挿しに、すっくと伸びている様が素敵。

もうひとつ、フラワーベースと共に買ったのは、アネモネ!
ピンクとブルーのブーケがあったのですが、「やっぱりロレッタはピンクでしょ」と選んできました。
春の花だけれど、由来は何なのかな?
ちょっと調べてみました。
「アネモネは、約120種が世界の温帯地域、特にユーラシア大陸に多く分布する球根植物です。
アネモネは、ギリシャ語で「風」を意味する「anemos」に由来し、英名も、wind flowerです。これらの名前の由来は風に揺れてる可憐な花から、と言いたいところですがそうではなく、 アネモネの種が長い毛を持ち、風によって運ばれることに因んでいます。
ちなみに、アネモネには花弁がありません。可憐な花びらは、本当の花弁ではなく萼片が花弁状となったものなのです。
和名は、我が国に自生する種の一つをとってイチリンソウ属といいます。
物語:花の神フローラの侍女アネモネは、フローラの愛する神風ゼピュロスと恋に落ちました。
そこで、フローラはアネモネを遠くに追いやりましたが、神風はなおも後を追うので、とうとう少女を花に変えてしまいました。
そこから風のよく当たるところに育つこの花の名前がアネモネとついた、と云われています。」
へー。これ花びらじゃないんだ。ちょっとびっくりです。
恋する女の子が花になった姿なのだなーと思いながらながめると、また一層かわいいですね。