EMILIO PUCCI - 2007.07.29

ELLEにエミリオプッチの特集が載っていました。
そういえば、最近ゲランもやたらとプッチと組んでるよなー、と思い出したのですが、ちょうどこの特集には「プッチフリーク」としてマリリンが取り上げられていました。
意外と知られていないことなのですが、彼女のクローゼットにはプッチがいっぱい。
しかもあのプリント柄ではなく、無地が多いのが特徴。


今ではもう絶版で入手は困難なのですが、こんな表紙の分厚いカタログ。
CHRISTIRE’S New York `The Personal Property of Marilyn Monroe`
数年前に米西海岸を1人で旅をしていた時に、LAのフリーマーケットで偶然見つけたのでした。
その内容の充実さたるや、441ページにもわたり、まるで百科事典のよう。

クリスティーズはサザビーズ(Sotheby’s)と並ぶ老舗オークションハウス。
当初は美術専門だったものの、近年ではダイアナ妃、マリリン・モンローなどの有名人の持ち物がオークションにかけられて話題を呼びましたね。
衣装や台本だけではなく、自宅に飾られていた絵画、クローゼットの中身、移動用のメイクアップボックスなど、意外な一面を沢山垣間見ることが出来ます。
見られて嬉しい気持ちと、こんな大切なものまで全部売られてしまう切なさもありつつ。
どうみても使い勝手は良くなさそうな製品。けれど、あの頃のハリウッドスターはみな本当に輝かんばかりの美しさ。

服、靴、アクセサリー、免許証、婚約指輪、トロフィーの数々、走り書き、読んでいた本、愛犬の写真、家具、そしてインテリア。
これをすべて集めれば、博物館が出来てしまう程。

‘お熱いのがお好き‘の台本。Sugerの台詞に書き込みがいっぱい。

1962年にモンローがケネディ大統領の誕生日に「ハッピー・バースディ」を歌った時に着たラメの衣装は、1億2,000万円で落札されたそうです。

でも、私が一番好きなのは、こういう飾りの無い表情。すっぴんの彼女は、とーってもかわいい。