2日前のお祝いに - 2008.03.23

「明日の夕食をどこかデパ地下で調達させてください。ささやかながらお誕生日祝いということで…。」
と、お客様からのお言葉に甘えて、‘お誕生日2日前祝い‘のお弁当をいただきました！
さらに食前酒に岡山の蔵元・丸本酒造の‘竹林・純米大吟醸‘を1合1本。
そしてさらに食後のデザートとして‘追分だんご本舗‘のお団子2種まで。
「船場じゃないので」という(笑）、吉兆の季節弁当は、見事に華やかで春らしい鯛ご飯。満面に彩る花びらは、なんとも綺麗な黄色なのです。
大吟醸は華やかによく香り、仕事終わりにほっと一息つくにときに素直にいただける甘さ。
あっという間にくいくいと呑んでしまいました。（本来は生産していないサイズを伊勢丹のために特別に販売しているのだそう。無いものまで作らせてしまうところが、さすが伊勢丹新宿店）

鰆けんちん焼に桜ご飯に桜寿司をほおばりながら、うー、幸せ～。
茶あんだんごと桜あんだんご。こんなに新宿近くに住んでいるのに、まだ一度も食べたことがなかったというありさま。
桜の葉をぱくぱく食べていたら、実家で春が近づくと工場から漂っていた大島桜の香りが思い出されていい気分。
「甲原さんの胃を満足させられるかが心配ですが…」
「たぶん足りないと思います」
「お酒も絶対に足りないと思います」
といわれていたのですが、もう大満足です！
本当にご馳走様でした。いつもいろいろとお心遣いをどうもありがとうございます。
そうして日付が変わるころには、すっかり幸せな気持ちでこてんと眠りについたのでした。