ロレッタブログ

紅茶に浸して - 2008.04.02

香港にご旅行されたお客様から、「現地の友人が一番おいしくておすすめって」とたくさんあるお茶専門店からとっておきの2種のお茶をお土産にくださいました。

桂花、とあるのは金木犀のウーロン茶なのだそう。それから、バラのつぼみがちりばめられた紅茶。
何をあわせようかな?と考えたのですが、やっぱり紅茶にはマドレーヌでしょう!
ということで、数年ぶりに焼いてみました。(ちょっと焼き色が濃くなっちゃったけど)

レシピはフランス郷土菓子の専門家・大森由紀子さんのこの本より。

「マドレーヌとは、ロレーヌ地方のお手伝いさんの名前から。けんかしたお菓子職人のかわりにメイドのマドレーヌさんに作らせたら、思いのほかおいしかったとか。」
「おいしいマドレーヌの決め手のひとつは、おへその部分がぷくっと膨らんでいること。」
と知ったのはこの本からでした。
ちょっとしたエピソードは、お菓子作りを身近で楽しいものにしてくれます。
カリっと焼けたふちの部分は、作った人だけのお楽しみ。