ロレッタブログ

日仏比較文化論 - 2008.04.12

先日久々にマドレーヌを焼いてから、目下読むのはフランス文化関係のものばかり。
軽めの本であれば何冊かを平行して読むのが常ですが、今は「パリの職人」吉村葉子著。
フランスで長く生活した経験から、日仏比較文化論の本を多く記していらっしゃるので、「お金がなくても平気なフランス人 お金があっても不安な日本人」 「ラクして得するフランス人、まじめで損する日本人」などのタイトルには見覚えのある方も多いかも。
親しみやすくて品のある文章に適確で的を得た内容、日本人としてのアドバイスも忘れず、かつ知的なユーモアも交えて語られる比較文化論は、とても読みやすくて◎。
塾もない、家庭科の授業もない。小学校から落第があたりまえ。
成績の良し悪しだけが将来を決定するのではないし、ましてや人間の資質がそれで測れるわけではないということを小さなころから学ぶ国。
自分の興味のあることを自分が学びやすい方法とペースで、好きなように学ぶのがもっとも効率よく身につくということ。
神楽坂には著書の中でも語っていた念願のお菓子屋もオープンしているみたいだし、来週は時間が取れそうだから散策してみようかな?
http://www.yokoyoshimura.com/index.html
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