フランス展と「にゃん」 - 2009.04.29

伊勢丹ではフランス展が開催されていたそうで、わざわざお客様がバゲットとロゼワインを購入してきてくださいました！
猫党のお客様の出迎えには、あのにゃんこも寝起きで眠そうな顔をしながらですがスタンバイです。

ドメーヌ・ミランという人が醸造したというビオワインの名前はちょっと面白くて、「 ロゼ・・・ウッフ！」というそうです。
“ウッフ！（oufs！）”は、フランス語では“ふうっ！（やっと出来たよ）”の安堵のため息の意味なのだとか。ビオディナミ、というのかな？月の運行などに合わせて行う農法のようで、手間と時間をかけて作った、ワインの完成までの思い入れが伝わってきますね。
味は桃とか洋梨みたいにとってもフルーティーで柔和。大事に大事に・・・といただきながら、2日で空けてしまいました！
女の子に喜ばれそうなほのかな甘みなので、ちょっとネットで探してみようっと！
そしてバゲットも「2004年に24歳にしてM.O.F.(パン部門)を獲得、2008年度のパリ「バゲット・コンクール」で1位に輝くなど、若くして”天才ブーランジェ“と呼ばれるアニス・ブアブサ氏によるトラディショナル バゲットを日本で初めてご紹介」というものだそう。
うーん、24歳、私は何をやっていたころだろう？無我夢中でゲランで働いていたころで、とてもこんな賞などとれたものではなかったです。(当たり前）
冷蔵庫にはとっておきの発酵バターがあったので、ずーっしり重いバゲット（こんなに重量感のあるバゲットは日本で出会ったことがないくらい）をブレッドナイフでざくざく切って、オーブンで温めていただいたのですが、ワインともぴったりで幸せなひととき。

そうして夜遅くの食事の間、お客様にたくさん遊んでもらって、はしゃぎまくったにゃんこは、私のブランケットにくるまって、うとうと寝ていました。
「にゃんこ」なので、ロレッタでの呼び名は「にゃん」と命名しました。