ロレッタブログ

ファッションディレクターの心と言葉と夢 - 2009.11.19

夏に書きかけて、もう一度読み返しました。
元WRディレクターの福田春美さんの著書。
‘ファッションディレクターの心と言葉と夢‘

「これというモチベーションもないのに、いろいろなところから情報を引っ張ってきて、それを切り貼りして「とりあえず今っぽいものを作りました」というのは、クリエイションではなく工作です。
双方には、本当に大きな隔たりがあると思います。」
良い。悪い。
好き。そして、嫌い。
必要か。必要でないか。
これは何のために?
もしくは、本気か。妥協か。
日本では「物事への直面化を避けること」が生きる上での軋轢を回避し、またそれが相手への礼儀でありマナーとされているように思えます。
対して、良い悪い、好き嫌い、を明言する私の言葉は、初めて接した人には驚かれることも少なくありません。
しかし、とどのつまりは、情報や質問を発信する人の役割と同じように、受け取る側にも役割があり、本当に良いと思えるのものには「良い」、悪いものには「悪い」と伝えることが役割であり、受け取る側の責任だと思うのです。