ロレッタブログ

通じなかった話 - 2009.12.27

ゲランにいたときに、本国からトレーナーが来日したときに、「日本ではボディコースは痩身メニューが人気なんです」という話題になって、「たとえばどういうところを日本だと気にするの?」と。
「背中の肉。こういう、ブラジャーのアンダーの上にのるこの脇とか背中の肉を取りたいとかー。」と通訳の人が伝えたら、
「ハァ??何?ここの肉って?女性だから脂肪はあって当たり前よ。こんなの普通のことでしょう?一体この何が気になるわけ?」
いくらみんなが説明しても、「全く理解できないわ」と話が通じなかったのでした。
私も「そんなところ気にしてどうする」と思うタイプなので同感ですが、たとえば、Aubade2008年秋冬コレクションのショー
洋服のショーのモデルと違って、丸みをおびたほどよい脂肪のついた身体をしていますよね。
女性らしい丸みがほどよくある身体。
ひざ下がほっそりしているのは民族の特徴なのでそれは別としても、胸もお尻も二の腕・太腿もしっかりボリュームがあって、締まるところは鍛えられた筋肉でほどよく締まっている、という印象。
(日本人はふくらはぎが発達しやすい民族なのです。他には日本はひざ下だけでちょこちょこ歩く人が多いから、等々。)
ちなみに、フランスでは年間の衣料品にかける金額の約2割がランジェリー代といわれます。
しまり屋さんの国民性なので、日本より年間の衣料品購入額そのものは少ないと思いますが、このバランスの良さは見習いたいですよね。