ロレッタブログ

Verlet - 2010.05.10

気に入ったカフェのご紹介。
Cafe Verlet(カフェ ヴェルレ)。上野万里子さんの著書で紹介されていて、「じゃあ間違いなさそう!」と寄ったら、入ったばかりのアルバイトらしき女の子がめちゃめちゃ可愛くて、しかも英語があまりしゃべられないので一生懸命な感じがまた可愛くて、リピートしてしまいました。
長い髪をゆったりと結って、ルーズなTシャツから片方の肩が少し出ていてブラの肩ひもがちょっとだけ見えていて、でも清潔感はとってもあって、丁寧で仕事を覚えようとひたむき。
真正面からじいっと大きな目で見つめてオーダーをとったりコーヒーをテーブルに運んでくれる彼女。
かなりの確率で日本人男性は落ちると思います。
男性陣はわくわくしながら、ぜひ行ってみてくださいね。
(だからといって、その時にバイトしていなくても私は知らないけどね。)
夜にしっかり食べると、半日くらい食べたくないので、翌日はいつも夕方に甘いものとコーヒーをつまみます。

静かな空間に好みのマホガニーのように濃いめの家具の配置が、落ち着いてとても好きです。

日本の蛍光灯やまぶしいくらいに青白い光がとても苦手なかんばらさんは、仕事が終わるとキャンドルとスタンドだけに切り替えます。
昼間でも間接照明で薄暗いパリは、とても居心地がよい場所でした。
隅から隅まで照らすことに何の意味があるのでしょう?
明るすぎるとろくな物が見えなくて、世界は醜いばかりです。
だから、空港に降り立つときに、街の明りがオレンジ色に輝いているのがとてもうれしかったです。
こういう魅力的な女の子を見ると、日本の雑誌の「モテメイク」とか「好感度アップのファッションと受け答え」ってなんだろなー、なんであんなマニュアルが必要なのかなー、と考えさせられます。
その通りにメイクして行動してお洒落して、行くつく先は「似たりよったりのクローン」が増産されるだけ。
それに惹かれて近づく人なら、そもそもあなたのことが好きなのではなく、その意図的な作為で作りあげたファッションと受け答えとメイクが気に入ったというだけのこと。
そして、マニュアルに沿ってくれる「代わり」はいくらでもいるということですから。
Cafe Verlet カフェ ヴェルレ
256, rue St-honore 75001 Paris
最寄駅:Tuileries, Palais-Royal