ロレッタブログ

サロン行脚 3 - 2010.05.26

サンジェルマン・デ・プレにある、‘ホテルBel Ami‘のPayot(パイヨ)/のサロンでは、日本人のユカさんが担当してくださりました。
話を聞くと、日本人とフランス人の仕事に対する感覚の違いが大変そうでした。
まだ2年目で、パイヨは店販・業務ともに製品の数が膨大となると憶えるのも一苦労ですよね。でも、使いこなすと一層楽しくなると思います。がんばってくださいね!
2年目って「わかった気」になる人が多いですが、正直何にもわかってなかったりするものです。
パイヨはホワイトニング製品を廃番にしたらしいので、アジア市場は視野にいれていないのかも?
日本の美容市場は特殊ですしね。
パイヨのフェイシャルは手順が多いのですが、42ステップと呼ばれるステップは、たしかその昔は84ステップあったかと。当時のマニュアル等の翻訳は、美容関連の英語の勉強にとても役立ちました。
各国のトレーナー達は元気かな?と当時をなつかしく思い出しました。

さて、猫にゃんのいるカフェ近くにある‘ホテルLe Six‘。
雑誌でよく見かけるエステティシャンにイダ・テラムという人がいるのですが、2年前に招致されたと聞いていたのです。が、ここもパイヨになっていました。
1年で変わったんですって。
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ガラスの間仕切りは無くて、壁にそのままシャワーヘッドがついている施術ルーム。
「こういうの、後で掃除する人が大変なんだよね。見た目は素敵なんだけどね。」と、つい働く人の立場で考えてしまうのは職業病・・・?
資金力があるとこうしたゴージャスな設備が作れるんですよね~でも、ロレッタにはそんなにたくさんのお金はないし、手を広げるつもりもないので、技術者1人で地味に地道にひっそりと運営していきます。
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担当してくれたヴァネッサは、同い年。
柔らかい手はきちんと密着しているし、熱心にマッサージしてくれるので、この人がこのままキャリア積んで成長していけば、よいエステティシャンになるんだろうなーと思いました。
フェイシャルよりボディ向きな気がします。
一生懸命にやってくれる人に会うと、つい応援の気持ちでチップをはずんでしまうかんばらさんでした。
私の後は男性客だったのですが、日本よりも男性の利用は浸透しているようです。
変な勘違いをする人もいるそうで、それは日本のメンズエステ事情とおなじですねー。
部屋で裸で待ってたり、基本的に男性のマッサージはひざ上(もしくは内腿)は触れないようになっているのですが、お金積めばどうにかなると勘違いしていたり、国を超えても、星付きホテルであっても、同じケースが多くて笑ってしまいました。
日本でもこういう現場に新人さんがショックをうけて退職・・・とかあります。ほんとうにかわいそうな話です。
たちが悪いケースだと、派遣マッサージの現場で襲われそうになったとかが本当にあるので、相手に後ろ姿を見せず、くれぐれも用心してくださいね!