ロレッタブログ

素敵な再会 - 2010.08.17

4月のパリ滞在中のすばらしいアクセサリーと沢山出会うことができたDaniel et Lili のスタッフさんが、なんと貴重なバカンスの日本帰国中にロレッタを訪問くださいました!
旅先で出会って、「なぜだか波長がぴんときたので、メールしました」というとてもうれしい再会です。
人は精神や心で感じることこそが真実と思いがちですが、最も根源的に信頼すべきは身体・肉体の反応だと思うのです。
心は、いつでもいくらでも理性を言い訳に嘘をつくものです。
それを肉体の反応という即ち理性が働く間がない直感に従って行動すると、素直にそこに面白いものや人と出会えるものです。

河合隼雄さんの本からの一節
~からだの叡知は精神によって荒らされている~
人間の身体のもっている知恵というものによって、「これは変だ」と感じ取る能力が、あまりにも弱くなっているのではなかろうか。古来から「肌で感じる」と言ったり、「腑に落ちる」と言ったり、身体による表現によって語られるような知恵を、現代人は失いつつあると思われる。
これは人間の精神が身体と切り離され、分析し、計測し、考えることの重視に傾きすぎたためではなかろうか。身体が精神に対してあまりにもおとしめられている。

だからこそ、こうしたご縁で今回再会できたことが本当にとてもうれしかったです。
ありがとうございます!!
それから、ご友人様が作っているというとても美味しいと評判のお菓子もおみやげにいただきましたよ!
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中は、こんな風に2箱に包まれた半生っぽいお菓子。表面がサクサクしていて、中が優しい甘さでとっても幸せ・・・。
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火山噴火もへっちゃらにパリ滞在を楽しみまくった甲原さんですが、お店の他のスタッフさんもよく憶えてくださっているようで恐縮です。(笑笑)
パリは基本的に、いくらフランス語が上手に喋れたとしても、ユーモアや笑顔がないと「つまらない奴」という評価を下されるそうで、その点わたしはほぼ全くフランス語が喋れないのに、そしてお店の人はフランス語しかしゃべられないのに「お代はいらないからのんでいきなさいlと奢ってくれるは、「またいらっしゃい」と快く言ってくれるわ、ホテルも空港の人もみんな優しいわで、なんだかとーっても楽しい毎日だったのですが、「それは完全にキャラ勝ちですよ。」とのこと。(笑笑)
たしかに、帰国してからパリに20年住んでた人とこのお話をしても「お店で奢ってもらったことなんてないよー」とか、現地在住の日本人の方にも「こっちの人って結構冷たいよー」とか、パリに1人旅した男友達には「わかなちゃんが旅行した国と、俺が言った国は別の国の話みたいなんだけど」とか、ことごとく言われたのですが、そういうことだったみたいです。
ということで、フランス人に好かれるキャラ(≒日本では浮くキャラ)ということが、ここでも判明したのでした。
だって、仲の良さだと日本よりLAの友達の方が多いしね。
でも楽しかったから、火山が落ち着いたらセールの頃にまた行きたいな~。