ロレッタブログ

リアクションについて - 2010.11.10

ピーリングン時のリアクションは、ピーリング剤の濃度を段階的に上げていき、さらに作用時間(=中和するまでの放置時間)も段階的に上げていくことで、ピーリング剤に肌が適応するようになっていくため、リアクションはほとんど気にならない程度で済ませることができます。
人によっては、「別に何もなかったです」と全く何も感じないこともあります。
ただし、これはあくまでも段階的に調整し、適応させていっているからこそです。
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では、その段階をふまないとどうなるか?
3年前のリツビ本社での研修の際に私が実験した写真をアップしますね。
当時、私はまだ20%ピールを6分までしか使えていなかったのですが、無謀にも30%10分にトライしました。
携帯で撮った写真なので、判るかな?
左右の鼻の横が白いですよね?
ちょうど親指を押し付けたような感じの大きさの範囲が真っ白です。
頬はもちろん強いピールをいきなり使用したので真っ赤ですが、中和しても鼻の横だけはジリジリとした刺激がずっと続いている状態でした。
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さらに皮膚がふわーっと浮きあがってきて、数分後にべろっと剝けました。
当然、ほぼ表皮がない状態になったので、ズキズキ痛いです。
触ると、そこだけ陥没したような状態。
下手すると、ここで色素沈着かー?と思ったのですが、幸い大丈夫でした。(しばらく赤かったけど)
これは自分で承知の上で、あえて「とてもお薦めできない方法」で「どこまでできるか」「やったらどうなるか」の実験としてやっています。
エクスビアンスのインストラクターさんも、ひいてましたけどね。(笑笑)
が、一般のみなさんが「別にリアクションもなかったし、痛くもないから、それより効果だしたいのでもっと濃度を上げてください。」と言ったとしても、こうして痛いわ皮がべロッと剥けるわ、そのあとはしばらく真っ赤だしとなると、きっと相当焦るのではないかと思うのです。
だから、無茶はしないでくださいね。