ロレッタブログ

導入2回目 12月18日(土) - 2010.12.20

プロアドバンスAジェル導入2回目の今回は、前回(←比較しやすいように、同じく火曜日に導入した後の土曜日のブログ)とは全く違っていて、ほとんど目立つ脱皮もなく、痛みも「いたいいたいいたい!!」と言うほどのものもないままです。
なーんだ、おもしろくないなあ。
お客様みなさまに対しておこなう導入であれば「ビタミンAがばっちりチャージされましたね!」ということで万々歳な結果なのですが、せっかく身をもって自分を実験台にしているのだからもちょっとなにかあってほしかった。(笑笑)
土曜日の顔は洗いざらしのすっぴんでこんな感じ。
ピカピカです!!!
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前回の導入の際にも同じ土曜日に来店なさったお客様がいらしたので、実物を比較検討いただきました。
前回は「ランチビール飲んだ人みたい」というコメントをいただいたのですが、今回は「たしかに前回より赤みもすくないし、全然わからないです」とのこと。
肌はつーるつる!!!
洗顔してても、わーいわーいつるつるだーい!!と嬉しくなってしまいます。
贅沢なことを言うと「ピーリングと高濃度ビタミンCの滑らかな質感と毛穴の引き締まり感とキメの細かさにもすっかり慣れてきていたけど、これは驚愕!!全く別格!!」というレベルです。
初回と今回の第2回目は、3週間あけて行いましたが、せっかくこんなに順調なのだから明日第3回目の導入をおこなってみよう!
またリアクションが一気にでたら、それはそれで面白いですよね?
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ちなみに、前回「いたいいたいいたい!!クレンジングもいたい!!」と記しましたが、実はその時はエクスビアンスの‘ジェントル・クレンジング・クリーム‘と‘ピュリファイング・クレンジング・ジェル‘を使用してみたのです。
つまり、クレンジングと洗顔料の両方にピーリング剤が含有されているということ。
(ちなみに、‘バイオアクト・ウォッシュ‘でもよかったのですが、使用に刺激が伴う可能性がより高いグリコール酸配合の‘ピュリファイング・クレンジング・ジェル‘をあえて選びました。)
しかし、今回はリアクションが控えめとはいえ、エンビロンのクレンジング&洗顔料を使用すると全く痛みもありませんでした。
つまり、炎症時のピーリング剤含有製品の使用にはこれだけ注意が必要、ということです。
「過ぎたるは、なお及ばざるが如し」
何をするにも、いき過ぎになっていると、それがどんなに良いことでも、むしろ不足ぎみや、不満足な状態と変わらないのです。過度になってしまうようであれば、むしろ控え目にしている方がよろしいようです。
↑ このことですね。
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ここで一言。
エクスビアンスに慣れてきたら大抵は‘クレンジングを侮りがち‘になる方が多いように思われます。
エクスビアンスに限らず、クレンジングって見くびられているカテゴリの製品なのでしょうけどね。
「どうせすぐ洗い流しちゃうんだし、どれ使っても変わらないよね」なんてね。
が、実は‘洗い流しを前提としている製品‘なので、エクスビアンスの場合はクレンジングにも洗顔料にも‘しっかり‘ピーリング剤が含有されております。
背中のニキビにお困りのお客様が、エクスビアンスのボディウォッシュが廃番になつたので、同ピーリング剤・同PH・同濃度の‘ピュリファイング・クレンジング・ジェル‘を引き続き代替として使用し、ニキビが一掃されたという事例もあります。
つまり、皮膚再生を促すピーリング剤をたとえクレンジングとはいえども毎日使用するか否かで、未来のあなたの肌老化がスローになるか、時の経つままに放置されるかが大きく違ってくる、ということなのです。
「塵も積もれば山となる」
ごく僅かなものでも、数多く積み重なれば高大なものになるということの喩え。小事を疎かにするなという戒めの意味を込めても使う。
↑ このことですね。
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ただしエンビロン製品に代表される‘レチノイド反応(ビタミンA反応)‘のような炎症・赤み・激しい落屑が確認される場合は、ホームケアに用いるスキンケア製品の‘どのアイテム‘にピーリング成分を配合するか否かがとても重要です。
なぜならば、そのときはレチノイド反応以外の炎症を助長・増大させる必要はないわけですから。
そして、今回かんばらさんは、皆さまが高濃度ビタミンA導入を行ってリアクションが出た場合にクレンジングと洗顔料を買い替えるのは面倒くさいであろうという前提で、あえて激しいレチノイド反応が出ているときにピーリング剤配合のエクスビアンスの製品(クレンジング・洗顔料)を併用してみたわけです。
既にメソシューティカルセラム22、ベスランスC、VC100、ベスペラセラム、リッチリストラティブクリーム等も確認済みですが、激痛を伴うものもあります。
私は耐えられますが、みなさんはちょっと無理かな?たぶんご自宅でかなり動揺されると思います。
なんでこんなことやっちゃったんだろう、とか、こんなに痛くて赤く腫れて大丈夫なのかしら、とかこれで肌がきれいにならなかったらどうしよう、とかに代表されるような‘動揺‘ですね。
そのくらい痛いので、プロアドバンスAジェル(もしくはそれの前段階のセラムCA1・2・3など)を導入される場合には、あらためてホームケアのラインナップをリアクションに備えて痛み最小限にとどめるために指定させていただきます。
美しくなるためのスキンケア、いまよりより良くなるためのスキンケアは、このように、極めていくと結局は皮膚科学。サイエンス。理系の分野になります。
ピーリングやビタミンAの取り扱いには、これだけ留意すべき点が多いのですから、だからこそロレッタでは「エクスビアンスやエンビロン製品は、とにかく指示されたとおりに使用してください」とお伝えしているのでした。
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ちなみに、このレチノイド反応とよばれるビタミンA反応には個人差があるので、例えばかんばらさんの場合は1~2日置いてから明らかに他人からも判るレベルのレチノイド反応は約4~7日間ほど続くことが多いですが、ステロイドを使用していた人や、そうでない人の場合も1ヶ月ほど反応が続くことがあります。
導入を数回くりかえすだけでリアクションが出なくなる方もいれば、数十回導入してもリアクションが現れる人もいます。
このとおり、くどいですが、高濃度ビタミンAやレチノイド(←これは非常に酸が強いため医療機関のみ取り扱い可)は思いっきり反応が出るので、「誰にも気付かれずにキレイになりたい」「赤いのはいや」「痛いのもいや」「化粧のりが悪いのはいや」「私の肌では何日間どのくらい赤くなったり皮がむけたりするの?それが確実に判らないのはいや!」と言う人は向きません。
まずオフィスの人や友達・家族には「なんか今日顔赤くない?」「皮が剥けてない?」「かぶれたの?大丈夫?」とか気づかわれると思います。
だから、「誰にも気付かれないできれいになる」のはまず無理だと思っておいたほうがいいです。