ロレッタブログ

愛の法則 2 - 2011.03.08

60年代に、彼女の経営する館に控えている娘たちは、トップモデルや女優の卵をはじめ、外交官の令嬢もいれば、伯爵夫人もいたと言います。さらに彼女たちはマダムのアドバイスで超一流の女性に変身して、超一流の男性たちの相手をしました。全ての変身の過程は、細部にいたるまでマダムの監督のもとで行われていたようです。

~変身へのチェック~
私は頭の回転が早くいきいきとしたエスプリと、野心を持つ娘を探し始めました。こうした娘たちを見つけるにはかなり苦労しました。娘たちには何かが欠けているのです。たとえば美しさが不足していたり、面白味に欠けていたり、利口でなかったり・・・・・・・。この打開策を模索しました。不完全な美人でも気高く美しい娘に変貌させたのです、よく鍛えれば、女性は必ずや美しく変身するものなのです。確かに、不可能な努力と言う場合もあります。でも、それはまれなことで、いくつかのチャームポイントがあれば、はっとするような結果をもたらすのです。高い身長、美しい神、美しい目、美しいしぐさ、少しの教養と勘のよさを持つ娘にあちこちを整形させ、欠点を修正させるのです。顔の造作、プロポーション、しぐさ、首の動かし方など、志願してくる娘たちと合い、微に入り細に入り観察しました。そして、どのように変身させればよいのか、すぐ察知することができました。私の目にはほとんど狂いがありませんでした。娘たち一人ひとりに、詳細な変身プログラムをつくり、監督し、クリニックに入院している彼女たちを尋ねました。そのうえ、私のアドバイスは最初に与える緊急処置だけではおわりませんでした。