ロレッタブログ

にゃん捜索中 - 2011.07.05

6月7日を最後に姿がみえなくなったにゃん様。
てっきり最初は最近入り浸っている平屋のおばあさんのところに行ったものと思っていたのですが、それにしても姿が見えない。
すると、6月23日に、おばあさんが「最近猫ちゃんみないんだけど」とロレッタまで尋ねてきました。
にゃん様は腎臓が悪いのにいろんな家で塩分の強い食事を食べたり、暑いのに水分が足らなくて具合が悪くなって行き倒れたのでは・・・と、とても心配で、草むらや日陰など、隠れそうなところを時間を見つけては探し続けていました。
そして、おばあさんとは、「お互い見かけたら電話しましょう」と電話番号を交換したのでした。
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それにしても気配が無いので、「もうどこかで死んでしまったのでは」と懸念していたところ、昨夜立ち話をした犬猫好きの方曰く「あなた大変だったわね!!」と。
なんと、前足を大けがしたにゃん様がどこかの家の前に居たらしく、発見したその家の住人の方が病院に運んでくださったらしいのです。
犬猫好きの方は、去年飼い主に怪我を放置されていたにゃん様を保護したのが私だと知っていたので、「わざわざそんなに病院まで連れて行くのはあなたくらいしかいないから、てっきり今回もあなたが運んだのかと思ってたわ」とのこと。
どちらのどなたが、いつ頃どの病院に運んだのかはわからないのですが、「元のように歩けるかどうかわからないような怪我らしく、病院で特別な食事(療養食?)をもらっているらしい」と。
そもそもこの話は、ロレッタ近くの三角公園そばの黄色い家にお住まいの愛犬家の方(白い大きな犬・チャウチャウ・コーギーを散歩させている)から聞いたのだそう。
きっと犬の散歩中に話題にのぼったのでしょう。
しかしこの愛犬家の方は、今頃~9月まで避暑に出ているので、既にご自宅はお留守・・・。
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ということで、今日は午前中から昼は、中野区・杉並区(阿佐が谷・高円寺付近)・新宿区(下・上落合付近)・渋谷区(初台付近)までタウンページにのっている動物病院に片っぱしから電話して捜索したのですが、みつからない。
平屋のおばあさんも、保健所などにも問い合わせてくださったそうです。
私も、他は救急センターなど緊急時に運ばれそうなところにも問い合わせたのですが、やっぱりいない。
ということで、ロレッタを出てから北は大久保通り、西は堀越学園あたりまでがにゃんの縄張りのようなので、一戸建てを中心にビラを180枚ほどポスティングしてきました。
居酒屋でも聞きこみ(酔っぱらったお客さんがノリノリで事情を尋ねてくる)、町内の掲示板にもちょうど清掃をしていた町内会の方に許可を取って「探し猫」のビラを貼ってきました。
載せたのは、この写真

ひとまず命は助かっているようですが、一体どこに運ばれたのか。
まだ入院中なのか。それとも退院してどなたかの家に保護されているのか。
平屋のおばあさん(と中野坂上在住歴80年の旦那様・娘・息子)も家族総出で捜索してくださっているそうです。
「動物は一度飼ったら、死ぬまで責任を持って面倒をみるのが当たり前。かんばらさんと、うちで、両方から捜索しましょう!」と言ってくださいました。
元々の飼い主は一体何をしているのでしょうか・・・。
にゃんの名札(表は‘にゃん‘・裏にかんばらの電話番号)が出来あがったところだったので、少しのタイミングが合わなかったのがとても残念です。
近所でおなじみのとても愛されている子とはいえ、本来の飼い主ではない私たちがここまで探すのも珍しいのかもしれませんが、人間も、動物も、物も、きちんと向き合って丁寧に接していきたいと思っているので、がんばって探します。
夢にもにゃん様が何回も出てくるので、本当に心配です。