ロレッタブログ

色々論じていました - 2012.02.11

この本について、昨夜セミナー仲間たちと議論していました。
単行本は2003年出版なので、10年後の現状をどう論じるか、とても興味があります。
震災後は「震災結婚」が激増したといわれ、そうでなくとも「婚活」に励んで結婚相談所に登録する人も多いとか。(しかしながら、かんばらさんの周囲でそういう話は一切聞かないので、本当にそういう人がどのくらいいるのかは不明)
となると、「お見合いはプライドが許さない」と言っていた女子大生が社会に出て約10年が経過した今、結婚観もかわったのか?
「山岸涼子の『天人唐草』が心に残った人はきっとその本が気に入ると思う」とのこと。
むかしY子先生が「ぜひ読んでみて」と貸して下さった本が、山岸涼子の本でした~その短編集の中にあった記憶があります。
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などなど話は尽きなかったのですが、全員バリバリ働いているので男がゴミ出すくらいがなぜできない?というのが意見が一致したところでした。でも、いまだにそんな男の人、いるのかな?

幸いかんばらさんは、いまの彼氏(飲食店勤務・7歳年下)は料理するし、ゴミ出し掃除も嫌がらないどころか当たり前のこととして普通にやる人ですが、うちの父は何もしません。これが「世代の違い」なのでしょうか?
それでもさすがに、お正月休み中にかんばらさんがバーゲンから帰宅すると、羊が焼きあがるところで、ワインをデキャンタして、全部セッティングしてくれていたのには驚きましたが。
ちなみに、そうした普段の食材代はかんばらさんが払って、お酒とデザートを買ってきてもらう、というかんじに自然と落ちつきました。
外食は大抵半分ずつ出します。
最初は彼が全部払いたかったみたいなのですが、どうやったって私の方が収入はずっと多いのはわかっているすし、そういう人のお金と好意に「たかる」のはとっても嫌い。

自分も20代の日々は、働いても働いても我が暮らし楽にならず、じっと手を見る(あげく身体を壊す)を絵にかいたような毎日だったので、修業時代には決してたかることではなく他に必要なサポートというものがあると思うのです。
そして、人間が共に暮らしていれば、その生活は当事者が共に作り上げていくものですから、「手伝う」のではなくて参加するのがあたりまえ。

疲れた身体に鞭打って料理して疲れ切った不機嫌な顔で向き合って2人が食事をするのが大切なのではなく、作る時間も体力も無いくらい疲れていたら外食にして、今日あったことを美味しいご飯を食べながら話すことのほうが大切だと思います。
2人の関係性において何を大切にし、最優先とするのか。
ゴミを出すくらいでなくなる男のプライドなら、最初から無くてもいい程度のプライドでしかない。(笑)