ロレッタブログ

化粧水・美容液の処方設計の基礎を学ぶ - 2012.04.28

今週はご予約以外も予定が沢山です!!
月曜日:エンビロンの研修
火曜日:リツビのインストラクターと打ち合わせ
水曜日:新宿2丁目の伏見憲明さんがママをつとめるバー‘エフメゾ‘訪問
木曜日:サロンを色々訪問
金曜日:久光一誠さんのセミナー受講、サロン訪問
土曜日:コンサルを勤めたサロンで打ち上げ会
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ということで、昨日受講してきたのが「化粧水・美容液の処方設計の基礎を学ぶ」という久光くんのセミナーです。
いつものエステ関連のセミナーよりは、研究所で製品開発に関わる方向けのセミナーなので、参加者の顔ぶれも男性がぐっと多くなります。
久光君は、化粧品技術者にとって必要な成分、原料、処方に関する情報をデータベース化して提供するサイト「cosmetic-info.jp」というサイトを作っています。
たぶん、一般の方が見ても全くわけが分らないと思いますが(笑)、化粧品ってこういう理系の人がつくってるんだなーと認識するには良いかと思います。
かんばらさんは、常々「素人の手作り化粧品と、メーカーと開発者が研究に研究を重ねて開発した化粧品とは、全く別物である」と述べています。
例えていうと、「最近料理をやっとはじめた子供のつくる一皿」と「毎日厨房に立ち続けるプロの料理人」の違いのような感じでしょうか。
材料の選び方はもちろんのこと、設備・道具、時間配分や材料の組み合わせなどの手順・工程、経験値、などは、「ちょっと最近料理をかじっただけの人」が「研鑽を重ねたプロの技」に及ぶはずもないですよね?
素人の手作り化粧品は、「化粧品という物の最も構造が単純なものは、こうやって作るのだな」と化粧品の成り立ちの‘さわり‘をちょっとかじるには良いとはおもいます。
しかしながら、個々の肌質、肌の悩み、肌なじみ等の使用感、成分同士の相性、製品の香り(原料臭そのままではくさかったり・・・)時間や環境による変質・劣化も踏まえて長期にわたり安全に使用できるものを果たして常時作れるかどうか・・・?
難しいといわざるをえません。
「一般の製品は沢山成分が入っていて、しかも合成成分で肌に刺激がありそう」という意見も今だに聞かれますが、これもかんばらさんがサロンでも常々述べているように、化粧品の安全性は「化学合成成分か自然成分か?」だけで割り切れるほど、簡単な問題でもありません。
そもそも、地球上のすべての自然が、人間に都合よく出来ているはずがないですね。
『 「石油由来ですか?」「合成ですか?」・・・・・・・この言葉に激しく反応した方、ある、そういう質問がよくある、と頭を縦にはげしく揺らしている方が結構いるんではないでしょうか。お客さまからよくある、ほんとうによくある、質問です。』
この文章の続きを知りたい方は、ぜひ久光君の下記のブログをご覧くださいね!
NATURAL OR ARTIFICIAL